自転車保険の価格だけに注目する前に、必ずやっておきたいこと
自転車保険の補償内容をチェックする。
そして必要な補償が入っているならば価格が高くなるのはしょうがありません。
注意するべきは、不必要な補償が入っていて価格が高いケース。
これではムダな自転車保険に加入しているのと同じことになるのです。
「安物買いの銭失い」とか「安かろう、悪かろう」とか。
そんな言葉でも明らかな通り、価格の安いものは価格なり。
もっというと、あまりよくないものであるという考え方が根強いのです。
しかし、保険の世界、もっというと自転車保険はどうでしょうか。
補償があつければ、その分保険料、つまり価格が高くなるのが保険、自転車保険です。
しかし必要な補償については、保険に加入しようと検討している人それぞれで違うもの。
不必要な補償、もしくは不必要と考える補償が付いていて、その分価格が高い自転車保険は意味がありません。
そのために、考えるべきは自転車保険の何を重要視するかということ。
高価なロードバイクを購入したことをきっかけに自転車保険に加入する。
こんなケースだと、必要になってくるのは盗難に対応にした車両保険。
当然、その分自転車保険の価格は高くなりますが、必要なものですからしょうがないのです。
一方で、安価な普及型の自転車で通勤を始めた。
こんなケースだと、自転車保険に車両保険は全く必要ないもの。
その分、自転車保険の価格が下がるのも当然でしょう。
必要補償は必要、その分価格が上がるのはしょうがない。
これが自転車保険、いや保険全般に対する考え方なのです。
次に、考えるべきは補償の内容に重複するものがないかという点。
価格が高い自転車保険には、入院や通院の補償が手厚い傾向にあるのです。
しかし、近年、民間の医療保険の重要性が広く認識されるようになりました。
すると、自転車保険の入院や通院時の補償と重複してしまうのです。
だったら、自転車保険の医療保障的な面が付いていない、しかし価格が安いものを選ぶ。
そんな風に考えることができるのです。
ですから、自転車保険に加入する際には、まず自分がすでに加入している保険の補償内容をチェックする。
その上で、自転車保険の内容を選ぶ。
結果、価格の安い自転車保険で充分とか、やっぱり入院や通院の補償があつくないととか、、、そんな結論に達することでしょう。
自転車保険は価格だけで選んではいけません。
考えるべきは補償内容と、価格とのバランスです。
そのために、自分がほんとうに必要としている補償は何か?
このことをよく見極めなくてはいけません。
その結果、必要なのは個人賠償責任補償、こんな結論に達したとしましょう。
こうなったら、後は価格に注目するだけとなるのです。
これが、自転車保険、いや保険全般の選び方、少々面倒ですが、まあしょうがないことですね。
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