自転車保険 仕事中

トップページ ＞ おすすめの自転車保険 ＞ 仕事中の自転車事故も、自転車保険で補うことはできるのでしょうか。

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営業や宅配系の職種の場合、仕事中に自転車を使う方も多いことでしょう。

 

その場合、プライベートで加入した自転車保険は適用されるの？

 

まず、自転車で通勤する場合。

 

個人で自転車保険に加入していれば、通勤中の事故によるケガは補償されます。

 

傷害保険に加入している場合でも、通勤中の自転車事故によるケガをフォローすることができますよ。

 

（※ただし、「個人賠償責任補償」の特約をつけておかないと、人にケガをさせた場合の補償は受けられませんのでその点は注意が必要ですね。）

 

では、仕事中は？

 

例えば、自転車で営業に行くとか、配達で自転車を使うとかいった場合。

 

「自転車保険はそれがプライベートであっても仕事中であっても関係なく、全ての自転車事故が補償の対象となるのです。」

 

･･･ということならわかりやすいのですが、残念ながら仕事中（業務中）の事故は補償対象外！

 

もし仕事中（もしくは通勤中）に自転車事故で誰かをケガさせてしまった場合は、その人を雇用している会社側も使用者責任を問われることになります。

 

別に自分が積極的に自転車に乗りたいわけでもないのに、仕事でどうしても乗らざるを得ないのだとしたら、会社に責任があるのは当たり前ですよね。

 

会社側の都合で自転車を使わせていたんですから、事故った時にその責任を負うのは当然です。

 

しかし、一人の従業員が起こした事故で1億円近い損害賠償責任を負うことになったら、小さな企業だったら倒産の危機ですよね！？

 

それが通勤中の出来事だったとしても、雇用主たる企業側の責任はゼロではありません。

 

なので、今後は自転車通勤をする社員に対して自転車保険への加入を義務付ける会社も増えてくることでしょう。

 

場合によってはその保険料を負担してくれるかもしれませんし、そこは会社の力をうまく利用して自分の身を守りたいものですね。

 

ちなみに、ちょっと注意したいのは、自転車保険にける「仕事中」と「通勤」の定義の違い。

 

個人賠償責任補償でカバーできるのはあくまでも「日常生活における偶発的な事故」であって、それが業務内（仕事中）だと「日常」には含まれません。

 

通勤は日常だけど、仕事中は日常ではない。

 

ここをしっかり認識しておかないと、とんでもない賠償責任を負ってしまうことにもなりかねませんのでご注意を。

 

もし、企業側が「施設賠償責任保険」という業務中の事故に備える保険に入っていないのであれば、自転車を使った業務を引き受けるのは危険です。

 

ちょっとした買い出しでも仕事中は仕事中。

 

「自転車を使って」と指示された場合は、安易に引き受けずに保険がどうなっているかを必ず確認しましょう。

 

上司に確認しづらい雰囲気があるとしても、それがあなた自身を、そして会社を守ることにつながるのです。

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