エポスカードが用意する自転車保険、そのメリットは?
エポスカードを日常的に使用している人ならば、エポスカードの自転車保険に加入するメリットはあるのでしょう。
しかし、それ以外で、ことさらにこの自転車保険に加入するメリットはありません。
あくまでも会員へのサービスの一環と考えるべき保険なのです。
バブル華やかなりしころ、ローンといえば赤いカード・丸井のクレジット。
丸井のテナントで分不相応な服を買う、支払いは丸井のクレジット、、、これでローンの深みにはまる。
そんなケースもよくあったもの、社会問題にもなっていたものです。
さて、バブル期も遠い昔になりました。
店舗を別業態に移管したり、普通のテナントビルに変わったり、丸井も時代にあわせて変化を続けています。
丸井のクレジットも同様、おなじみの赤いカードも「エポスカード」へ切り替ってずいぶんたちます。
強力なクレジット機能はそのままに、様々なサービスを付けることでエポスカードも存在感を放とうとする。
こんな所でも昭和は遠くなっていくのですね。
さて、そんなエポスカード、他社のハウスカード同様、様々な会員特典を用意して会員を囲い込む努力を実施中。
保険の分野でも、エポスカード会員限定の「エポラク保険」を提供しています。
医療やがんサポート、そして傷害といった3つのジャンルがあるエポラク保険。
自転車保険は、エポラク傷害保険なら自転車コースという名称になっています。
最もベーシックなお手軽セットで加入者本人のみが対象なら、月々の保険料は460円から。
自転車事故で死亡したり後遺障害が残った場合には100万円。
入院時には日額1,000円、通院時には日額500円の補償という内容。
自転車保険で最も重要視すべき、事故で損害を与えてしまった場合の個人賠償責任。
こちらの補償額は、最高で1億円となっているのです。
この補償内容では少々不安、そう考える会員にはもっと手厚い内容の自転車保険も用意。
一番上級の充実セットならば、死亡・後遺障害が残ったケースには300万円。
入院時には2,000円、通院時には1,000円という日額を補償。
そして、個人賠償責任は最大3億円というものも用意されています。
そんなエポスカードの自転車保険、補償内容はベーシックなお手軽セットでもまあまあ。
充実セットならば、十分といったものとなっていますが、問題は保険料。
お手軽セットといっても、月額460円というのは、自転車保険としては高い部類。
全て同じ内容の補償という自転車保険は、さすがに他にはないので単純比較はできません。
そう入っても月額460円、充実セットとなると実に月額960円というのは、安い額とはいえません。
例えば、個人賠償責任だけを重視して自転車保険を探すならば、エポスカードよりももっと良い条件のものはあるものです。
エポスカードを日常的に使用している人ならば、一括で引き落とされるなどメリットはあるのでしょう。
しかし、それ以外ならば、取り立てて検討する必要はあるの?
そんな風に思ってしまう自転車保険なのです。
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