自転車保険 エース

トップページ ＞ おすすめの自転車保険 ＞ エースの保険は自転車保険だけを見てはいけないと思う。

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近年、「チャブ」と名前を変えたエース損害保険会社ですが、自転車保険のジャンルでは特に変化は見られません。

 

旧エースの商品は自転車保険単独で見た場合の魅力は薄いもの。

 

しかし損害保険として見た場合はどうでしょうか？以下にみていきましょう。

 

日本に進出した外資系の保険会社として、最長の歴史を持つエース損害保険。

 

長年、傷害保険や火災保険などを販売してきたのですが、昨年、親会社がスイスの保険会社チャブ・コーポレーションと統合。

 

それに伴い、日本法人もチャブ損害保険へと社名を変更しました。

 

そんな旧エース損害保険は以前より、日本の保険会社にはないユニークな商品で知られています。

 

例えば、クラシックカー保険。

 

通常の自動車保険は年式や型式がわからない場合は、保険料の算出もできず、自動車保険に加入することはできません。

 

しかし旧エースのクラシックカー保険は、年式・型式が不明なクラシックカーでも自動車保険に加入できるのが特長。

 

車両保険の金額も最高で1,000万円までかけることができるのです。

 

日本の損保会社を補完する旧エース、なかなかやりますよね。

 

そんな旧エースの自転車保険は「自転車でも安心」、正式名称は「天災危険保障特約付帯普通傷害保険」。

 

非常に長い正式名称からもわかる通り、天災に強い傷害保険に自転車事故を補償する内容が付いたもの。

 

そんな風に考えることができますから、通常の自転車保険とは考え方を変える必要があります。

 

天災が原因のケガなども補償の対象となっている傷害保険が自転車保険的内容もカバーしている。

 

ですから、旧エースの自転車保険を他の自転車保険と単純に比較するのは間違っています。

 

例えば、医療保険にはすでに加入しているけれど、自転車事故だけに備えた自転車保険がほしい。

 

そんな人には旧エースの自転車保険、自転車でも安心をおすすめしづらくなるのです。

 

旧エースの自転車保険、というか自転車での事故もカバーした損害保険。

 

最もベーシックなプランを見ていくと、一般の事故の場合の入院日額は2,000円、通院日額は1,000円となっています。

 

これの原因が、交通事故の場合、保険金は倍になるという仕組み。

 

他社の自転車保険にはない特徴というと、携行品の補償がついていること。

 

自転車で運んでいた壺が割れた！こんな場合、ベーシックなプランでも保険金が最高で10万円出るのです。

 

そして、相手に事故を負わせた場合の賠償責任は3,000万円。

 

この保険内容で、保険料は年払いで9,950円となっているのです。

 

こんな旧エースの保険を自転車保険として見た場合。

 

どうしても保険料の割に、賠償責任の内容が薄いという感想を持ってしまいます。

 

ただ、忘れてはいけないのは旧エースの保険は、自転車「でも」安心な保険ということ。

 

自転車に特化した自転車保険ではないということです。

 

単純な比較という訳にはいきませんから、ご注意下さい。

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