イオンバイクのサービスとセットで入れる自転車保険だけで大丈夫?
自転車販売チェーン「イオンバイク」、オリジナルの自転車保険は、割引などとセットになったもの。
しかし自転車保険としてだけ見ても、なかなか優秀なものになっています。
イオンバイクで自転車を購入するなら、ぜひ検討したいものです。
国内外300社以上の企業により構成される流通大手、イオングループ。
そのグループに属する自転車専門店が「イオンバイク」で全国に約600の店舗を展開中。
日本最大の自転車専門店「サイクルセンターあさひ」と、しのぎを削っているのです。
そして、ただ自転車を売っているだけでは、激しい競争を生き延びていくには不十分と考えたのでしょう。
「モーメンタム」や「トップバリュー」といったオリジナルブランドでの商品開発・販売。
実車やパーツなどのインターネット販売、そして自転車保険の販売にも力を入れているのです。
イオンバイクの保険といえば、「自転車安心パック」。
これは、自転車に関わる様々なサービスをセットにして販売してしまおうというもの。
イオンバイクで新車を購入した当日にしか、加入できないサービスを販売しています。
内容は、今後のパンクなどの修理工賃を50%オフにする。
パーツ購入を期間限定で10%オフにする、そして期間内には点検・調整が無料にする。
これらのショップ購入特典的なものと、自転車保険をセットにしたものです。
イオンバイクの自転車安心パックは、加入する期間によって2種類に分けられます。
自転車保険の期限も含めて3年間サービスが続くものならば4,300円。
購入特典的なものが2年、一部の保険が1年間続くものならば2,700円で加入できるのです。
いくつかの購入特典は、とりあえず置いておいて、これの保険だけを見た場合。
自転車保険のもっとも重要な要素の相手に損害を与えた場合の賠償責任保険は上限で5,000万円。
これには、免責の金額が1,000円という条件は付いていますが、まあ普通といった内容です。
そして、自身がケガなどを負った場合の死亡・後遺障害は100万円。
日額1,000円の入院補償もついているのです。
そして、注目すべきは盗難保険もついている点。
1年目で盗難にあった場合は80%を、2年目の場合は60%を補償してくれる。
3年間サービスが続くタイプを選択すると、3年目の補償は40%を補償してくれます。
イオンバイクの自転車保険が、ターゲットとしているであろうものは自転車の整備を受けることで付いてくるTSマーク。
こう考えてみると、盗難保険もついてくる補償内容はTSマークを上回っていますし、1年あたりの料金も変わらない。
加えて、修理やパーツなどが割引になる特典も魅力的。
ですから、加入するのは悪くない選択といえるでしょう。
ただ少々心配なのが、賠償責任保険の内容。
5,000万円という額は、他の自転車保険が1億円のものを多く販売しているだけに、少々不安は残ります。
この1点を除けば、悪くない自転車保険。
イオンバイクのサービスも含めて、そんな風に感じるのです。
スポーツ保険の総合情報
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