単品で加入できる自転車保険はアクサにはない
アクサには単品で加入できる自転車保険はありません。
アクサの自動車保険の特約として、自転車保険的な内容もカバーする方法を採っています。
ですから自転車保険を考えると同時に、自動車保険も検討してみる、そんな選び方になるでしょう。
保険業の規制が緩和され、海外資本の参入も可能になったある日、私の家の近所にアクサのビルが立ちました。
田んぼ以外に何もない所に、建ったアクサの巨大なビル。
話を聞くとアクサのコールセンターと、顧客それぞれの契約書を制作する部署が入ったビルだとか。
土地も安い、人件費も都会に比べると安い、そんな土地にコールセンターを建てる。
これでコストダウンを狙うアクサの方式と、巨大なビルを建ててしまえる資本力に感心したものです。
通販型自動車保険の大手アクサには現在、自転車保険だけという商品はありません。
他の損保会社は、顧客サービスという視点からでしょうか、それほど特徴がないにも関わらず、自転車保険をラインナップしているもの。
中には、存在意義を疑うような内容の自転車保険もあったりするのです。
しかし、アクサには自転車保険のラインナップはない。
いや、2014年ごろまでは、確かに自転車保険もラインナップしていたのです。
しかし、需要がなかったのが原因なのでしょうか、現在、自転車保険はアクサのラインナップから外れています。
これも、合理性を重視する外資系ならではの特徴なのかもしれません。
ならば、自転車保険を必要としている顧客に対しては、どのようにアクサは対応するのか?
アクサの主力商品である自動車保険の特約として、自転車保険は用意されています。
その名前は「アクサ安心プラス」。
主な移動手段は自動車だが、たまに自転車を使うとか、逆に主に自転車だが、たまに自動車を使うとか。
そんな人に最適な自転車保険の内容をカバーする特約となっています。
自転車で心配なのが、相手にケガを負わせた場合の個人賠償補償。
アクサ安心プラスならば最高で3,000万円、大抵のトラブルには対応できる補償内容となっています。
この場合の特約は原因が自転車以外にあってもカバー。
例えば、買い物中に高価な商品を破損させたとか、そんなトラブルにも対応できるものとなっているのです。
アクサの安心プラスを検討するならば、同時に自動車保険も検討することになります。
アクサならではの特徴、年齢に応じて保険料が割安になるシステムとか、通販型ならではの保険料の安さとか。
これらに魅力を感じるならば、自転車保険的内容の特約、アクサ安心プラスも検討する価値があるということです。
自転車保険を検討するついでに、自動車保険も検討する。
何だか本末転倒の気もしますが、アクサの安心プラスは、十分その価値がある自動車保険なのです。
現在、アクサの自転車保険は販売してませんが?
アクサの自転車保険「だけ」に加入するのは、現在、できなくなっています。
そこで、考えられるのが、自動車保険の特約として自転車保険の内容をカバーすること。
この機会に、評判がいいアクサの自動車保険をチェックしてみるのも良さそうです。
顧客数は全世界に8,000万人、運用総資産額は約200兆円、ヨーロッパを代表する保険・金融グループ「アクサ」。
この巨大企業が日本に上陸したのが1994年、以来、通販型の損害保険や生命保険でシェアを拡大しています。
そしてアクサといえば近年、ネットを中心に話題を集めている「アクサダイレクト」のCM。
ベテラン俳優の堤真一さんを起用したCMは、一種独特の味わいがあり人気が静かに沸騰中。
あのCMのロケが行われた伊豆市の現場。
誰かによって「アクサダイレクトコーナー」と名付けられ、グーグルマップにも表示されるほどになっているのです。
さて、そんな風に通販型自動車保険では高い認知度を誇るまでになったアクサ。
自転車保険が含まれる「アクサダイレクトの傷害保険」、2014年以来、販売期間を終了してしまっています。
テレビCMで認知度を上げて、通販型で顧客を伸ばすアクサ。
それだけに、品揃えの豊富さはマイナスと考えたのでしょうか?
ですから、現在はアクサで加入できる自転車保険は存在しないのです。
アクサで加入できる、自転車保険はない。
先程はそのようにいい切りましたが、実は自転車保険的な役割を果たす保険に加入することはできます。
それは「アクサ安心プラス」、自転車で誰かに怪我を負わせた。
そんな場合の補償をしてくれる個人賠償責任補償が保険内容に含まれています。
ただし、この自転車保険、加入できるのはアクサダイレクトの自動車保険の特約としてのみ。
自転車保険のジャンルをカバーできる保険として、単独で加入することはできないのです。
ちなみに、このアクサ安心プラス。
補償の対象は家族、内容は個人賠償は3,000万円から1億円まで。
保険料に応じて段階的に補償を手厚くすることができます。
そして、気になる保険料なのですが、自動車保険としてアクサは格安。
年齢に応じて、保険料が安くなるというシステムを取っているので40~50代で加入するならば、業界1、2位の安さとなっています。
ですから加入者がある程度の年齢に達していて、自動車保険料を節約したい。
それに加えて、自転車保険も検討したい。
そんな場合に、アクサは役に立つでしょう。
そして、自転車保険が必要となった場合に、自動車保険の特約で補おう。
加えて、自動車保険の保険金も見直してみよう。
そんな場合にも、アクサは検討の対象となります。
入ったら入りっぱなし、そんな風になりがちの自動車保険。
自転車保険をきっかけにして見直しをしてみるのも、いいことかもしれませんね。
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