高齢者向け自転車保険の補償内容や金額を調べて分かった3つのコト
高齢者が車を運転するのは危ない。
ならば自転車なら大丈夫だろう!・・・って、その油断は危険です!
高齢者の自転車運転は実は危険だらけ。
万が一に備えて自転車保険への加入は必須と言っても過言ではないでしょう。
ここでは高齢者でも加入できるオススメの自転車保険をピックアップしました。
自転車に乗っていて、フラついて転倒して骨折。
ハンドルを操りきれなくて歩行者に接触してケガをさせる。
どちらもあり得ることだからこそ、高齢者の「備え」は大事です。
生命保険に入る場合、高齢者は不利になりますよね。
それは若い人に比べて病気にかかるリスクが高いから。
保険会社にとって都合が良いのは「保険料はたくさん払えるけど、実際には病気にかからないお客さん」ですから、病気リスクの高い高齢者は「できればお断り」という感じなのでしょう。
高齢になるほどに保険料も高く設定されていますし、年齢制限があったりもしますよね。
自転車保険も然りで、例えばau損保の「Bycle」も「74歳以下まで」と加入が制限されているんです。
万が一に備える必要がある年齢の人が、万が一に備えるための保険に加入できないというのはなんとも皮肉な話です。
ただ、さきほどのBycleには70歳以上のシニア向け「Bycle S」という自転車保険があるんです。
満70歳~89歳まで契約でき、細かい補償内容は以下のようになっています。
- 申し込み方法・・・スマホ、パソコン、タブレット端末
- 保険料・・・670円/月
- 契約者・・・本人、18歳以上の孫、子供(同居・別居問わず)、同居の親族
- 個人賠償責任・・・2億円
- 死亡保険金・・・400万円(自転車以外の事故の場合は200万円)
- 入院一時金・・・4万円(自転車以外の事故の場合は2万円)
- 法律相談費用・・・5万円
- 弁護士費用・・・300万円
- ヘルメット着用時の死亡事故の場合は保険金100万円加算
その他、示談交渉サービスや自転車ロードサービス(1回につき50kmまで)がついているなど、とにかく内容の手厚さはピカイチの自転車保険ですね!
紙ベースでは申し込めないというのが、高齢者にはちょっと違和感かもしれませんが。
他にも、JCA(日本サイクリング協会)の会員が加入できる自転車保険やイオンの自転車保険など高齢者でも加入できる保険はいくつかあります
しかし、JCAは80歳まで、イオンは満69歳まで、と新規加入の年齢には制限がありますね。
そんな中、「ちゃりぽ」のスタンダードプランは年齢制限ナシ!
「賠償1億プラン」「家族プラン」だと70歳未満なんですが、スタンダードだけは年齢問わず加入できるんです。
月々の支払も約240円(年額2900円)と、高齢者向けの自転車保険としてはかなりリーズナブルな設定となっています。
ただし、個人賠償責任が1,000万円なので、万が一の備えとしては少々頼りない側面もありますが・・・。
「とにかく年齢的に自転車保険に入ること自体が難しいし、なおかつ保険料もできるだけ安く抑えたい。個人賠償責任の金額が少々不安でも、なにも入らないよりはマシでしょ!?」
という感覚で、気休めとして手頃な自転車保険をお探しの方にはピッタリのプランといえそうですね。
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