通院の補償が手厚い自転車保険3つ!ケガが長引いても備えあれば憂いナシ
自転車保険はラインナップが豊富ですが、実は「通院補償」が手厚いものは少ないようです。
そこでここでは、「通院」の補償にフォーカス!
手ごろな掛け金でイザという時のケガに備えられる自転車保険を3つピックアップしてみました。
自転車で転んで全治数か月の骨折。
そんなことになれば通院費用だってばかになりません。
イザという時に困らないためにも、最低限の備えは必要です。
自転車保険は商品によって補償の内容が異なるため、「何に備えるか?」という目的によって選び分ける必要があります。
特に、「事故で(自分が)ケガをした場合の通院に備えたい」という場合は慎重にいきましょう。
なぜかというと、通院補償が手厚い自転車保険は少ないからです。
1日当たりにもらえる金額で比較すると、最も手厚いのはau損保の「Bycle」が候補に挙がります。
「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」と3つのコースがあり、月々の保険料と通院日額は以下のようになっています。(いずれも本人タイプの金額です)
ブロンズコース
- 保険料 360円/月
- 通院補償 なし
シルバーコース
- 保険料 600円/月
- 通院補償 1,000円(自転車事故の場合は2,000円)
ゴールドコース
- 保険料 1,110円/月
- 通院補償 2,000円(自転車事故の場合は4,000円)
月600円の保険料が「高い」と感じるか、それとも「イザという時」の経済的な負担を軽減することを優先するか。
価値観を試される選択と言えそうですね。
「自転車で転んで通院するというシチュエーション自体がそんなにあることとも思えないし、子供の場合は医療費も安い。だから、通院補償2,000円も要らないかも?もっと月々の保険料を抑えられると助かるんだけど」
という方には、東京海上日動が価格.com保険“専用”として販売している「ネットでeジョー eサイクル保険」はいかがでしょうか。
こちらもA、B、Cと3つのコースがありますが、通院補償がつくのはAタイプだけ。
6,690円/年の保険料で、1,000円の通院補償がつきます。
保険料を月割りにすると557円ですから、au損保の自転車保険より40円/月お安いですよね。
たった40円の違いでイザという時は1,000円以上も手厚い補償を受けられるわけですから、「それならau損保の自転車保険のほうがオトクじゃないか」と思う方も多いでしょう。
ただ、au損保の「個人賠償責任補償」が3億円であるのに対してeサイクル保険は「無制限」。
つまり、誰かにケガをさせてしまった場合のことを考えるとeサイクル保険のほうが圧倒的に手厚いのです。
「月600円はちょっと高い。とにかく、もうちょっとコストを抑えたい」
そんなみなさんには、「ちゃりぽ」がイチオシ。
プランと補償内容は以下の通りです。
スタンダードプラン~もっとあんしんプラン~
- 保険料 370円/月
- 通院補償 1,000円/日
- 個人賠償責任 最高で1,000万円
賠償1億プラン
- 保険料 393円/月(年間4,720円)
- 通院補償 1,000円/日
- 個人賠償責任 最高で1億円
2つの違いは、加害者になってしまった場合にどこまで補償してもらえるか。
そうはいっても2つのプランの保険料の差額はわずか20~30円/月ほどですから、私なら迷わず「賠償1億プラン」のほうを選びます。
近頃は自転車に乗った若者が加害者となって1億円近い賠償責任を負うケースもありますし、備えは手厚いものを選ぶに越したことはありません。
このように、自転車保険は「何を重視するか」で選ぶべき商品が異なります。
通院補償についてのポイントは、
- 事故による通院に備えられる保険は、実は少ない
- 通院補償だけを見るのではなく、個人賠償責任保険の金額もチェック
- 加害者/被害者、両方のケースに備えられる自転車保険が望ましい
通院も、長引けば「ちりも積もれば」で高額になります。
その時になって「やっぱり入っておけばよかった」と後悔することがないように、入院だけではなく通院の保証も比較して検討すべきです。
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