自転車保険は短期間かつ少額で。気になる補償の内容は?
一般的な生命保険とは異なり、短期間で契約できるというのも自転車保険の特徴でありメリットでもあります。
具体的にどんな補償内容の保険に、どのくらいの期間で加入できるのか。
ここでは、短期間で契約できる自転車保険の種類や特徴について見ていきましょう。
子供が自転車通学になったら検討したい、自転車保険。
少額で短期間契約のものを“掛け捨て”ていくタイプの保険が主流ですが、具体的な補償内容はどうなっているのでしょうか。
保険というと、あれこれ補償がつき過ぎていて「正直、自分でもどんな保険に入っているのかよくわからない」ということになりがちです。
おまけに、いつまで保険料を支払うのか?満期になるとどうなるのか?というのもわかりくかったりしますよね。
自転車保険に関しては「シンプルであってほしい」「シンプルなもので十分」と思っている方も多いのではないでしょうか。
通勤や子供の通学のための自転車保険であればなおさら、「期間を限定して(短期間で)」「できるだけ少額で」「それでいて万が一にはしっかり備えられる」というのが求められる条件だと思います。
そこで注目したいのが、「少額短期保険」。
「ミニ保険」とも呼ばれる保険で、補償内容がシンプルで保険料が安いというのが特徴です。
ただし、1被保険者あたりの引受限度額は「1000万円まで」と決まっていますので、誰かにケガをさせて賠償責任を負うことになったとしても最大1000万円しか補償されません。
昨今では「自転車事故の加害者になってしまって、9500万円の賠償責任を負った」という事例もありますので、1000万円では頼りない感じもしますが。
「とにかく保険料を安く抑えて、最低限の備えをしておきたい」という方には人気の保険です。
少額短期保険の自転車保険で代表的な商品といえば、「ちゃりぽ」でしょう。
月額260円~というお手頃感、それでいて入院保険金は日額6000円、通院は日額1000円という手厚さが好評です。
年齢制限もなく、70歳以上の方でも加入できるというのもポイントですね。
スタンダードプランだと個人賠償は上限1000万円ですが、年額3520円(月換算で300円以下!)の「賠償1億プラン」なら1億円まで補償されます。
月々ほんの数十円の違いですから、私ならば1億円プランのほうを選ぶと思います。
示談交渉サービスもついているので、万が一の事故の場合でも心強いのではないでしょうか。
「安心」をお金で、しかもプラス数百円/年で買えるのだと思えば、安いものでしょう。
ちなみに、保険期間はいずれも「1年」と短期間の契約となっています。
他にも、たとえばAEONの自転車保険も少額短期保険です。
こちらも個人賠償責任補償は「1000万円」が上限。
さらに、入院も日額4000円なので「ちゃりぽ」に比べるとちょっと見劣りする補償内容となっていますね。
ただ、ひったくりに遭った場合の「ひったくり損害保険」というのがついているのが特徴的。
自転車に乗っている時以外(歩行中)の被害であっても補償されますが、自転車に乗っている時の被害であれば1事故につき5万円まで補償を受けることができます。
同じような短期間の保険とはいえ、選ぶ保険によって補償の内容は異なりますので、あれこれ比較しながらコスパの高い、そして自分自身がその補償内容に納得のいく自転車保険を選びたいものですね。
「子供が中学校に通っている間だけ」「(例えば転勤族だったりして)今の職場に自転車通勤する期間だけ」という感じで期間を限定して加入できるのが自転車保険の強み。
短期間で契約する保険の特徴や注意点、選び方のポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
- 自転車保険は「少額短期保険」、いわゆるミニ保険が人気
- 補償の限度額は1被保険者あたり1000万円と決まっている
- 保険料は月々300円未満、保険期間は1年間
月々300円未満で「万が一」に備えられるのであれば、「とりあえず入っておくか」という気軽なノリでも加入しておくに越したことはありません。
ただ、1年で契約は切れてしまいますので、引き続き自転車事故に備えたいのであれば更新は抜かりなく行いましょう!
スポーツ保険の総合情報
スポンサーリンク
次はこちらの記事を読んで下さい。
同じカテゴリの記事
- 自転車保険は家族で加入するのと金額が得になる!
- auならではのユニークな自転車保険の内容とは?
- 損保ジャパン日本興亜の自転車保険を選ぶメリットとは?
- 自転車保険もコンビニで!そんな時代になりました。
- 子どもの自転車保険に加入する前にチェックすべきこと
- 日ごろ楽天を利用しない人にもオススメ!魅力ある楽天の自転車保険
- あさひの自転車保険は、さすが専門店の品揃え
- あいおいニッセイの自転車保険は安心できるものですが、、、
- 単品で加入できる自転車保険はアクサにはない
- アフラックだけでは自転車保険の全てを補うことはできない
- AIUで自転車保険をカバーする商品とは?
- 一部で高評判なauの自転車保険
- 朝日火災の自転車保険はイチオシ!
- イオン保険マーケットで自転車保険に加入するメリットとは?
- いったいいくらで自転車保険に加入できるのか?
- 保険料が一番安い自転車保険といえば?
- イオンカード会員が加入できる自転車保険の内容は?
- イオンバイクのサービスとセットで入れる自転車保険だけで大丈夫?
- いつから?って自転車に乗ったら、すぐに自転車保険に加入すべき!
- イーデザイン損保には自転車保険がないばかりか、、、
- UCSカードの自転車保険なら加入してもいいかも
- 自転車保険の内容もカバーする安心のUCファミリー交通傷害保険
- うつ病が自転車保険の加入を妨げる、そんなケースも
- 三菱UFJニコスのクレジットカードの自転車保険のメリットとは?
- エースの保険は自転車保険だけを見てはいけないと思う。
- 自転車保険の選び方は、2種類の補償内容に注目すること
- エポスカードが用意する自転車保険、そのメリットは?
- 補償内容で見るならeサイクルは優れた自転車保険ですが
- コストパフォーマンスが良ければお得と考えた場合の自転車保険選び
- 今加入している保険のオプションで自転車保険に入れる?
- 大手の自転車保険も取扱うオリックス
- 格安の自転車保険を選ぶのも良いかも
- 自転車保険の価格だけに注目する前に、必ずやっておきたいこと
- 火災保険に加入しているなら自転車保険はちょっと待った!
- 自転車保険なら共済も忘れずにチェック!
- 自転車保険はキャンペーンではなく内容で選ぶ
- 共栄火災の自転車保険は、自動車保険の特約で充分
- クレジットカード特典の自転車保険はどうなのか?
- 口コミの評判・評価だけで自転車保険を選ぶのは危険?
- 車の保険の特約で自転車保険をカバーできる?
- クロスバイクに乗るなら自転車保険は車両保険も検討すべき!
- 車に傷、そんなアクシデントも自転車保険は対応可能?
- 区役所で加入できる自転車保険、肝心の保険内容は?
- 自分と相手の怪我、自転車保険なら両方カバー
- 携行品は自転車保険ではカバーできない?
- 県民共済の自転車保険。気になる補償内容は?
- 携帯電話各社が運営している自転車保険について
- 高齢者向け自転車保険の補償内容や金額を調べて分かった3つのコト
- 自転車保険は控除の対象になるのでしょうか?
- 高校生に自転車保険は必須!オススメ自転車保険を3つ紹介します
- みんなのスポーツサイクル保険の評判を徹底的に調査!
- 自転車保険に個人賠償責任は必須?選び分けのポイント!
- コープ共済の自転車保険で安く確実に万が一に備える!
- 自転車保険は購入時に入るのがベスト!その理由と定番の保険
- 最安の自転車保険ってどこの?保険料と補償をチェック!
- サイクルベースあさひの自転車保険を検証!示談交渉サービスが心強い
- 埼玉県民共済の自転車保険だけだと保証が200万円だから心細いですよ
- 小学生の「万が一」に備える自転車保険。オススメをチェック
- 自転車保険として使える傷害保険は?オススメをチェック!
- 自転車保険も自賠責化すべき?ここが甘いよ、自転車ルール!
- 仕事中の自転車事故も、自転車保険で補うことはできるのでしょうか。
- 自転車保険で自転車の修理代も補償されるのでしょうか?
- すぐ入れる自転車保険は?手軽に入れる自転車保険を探してみました
- スポーツのための自転車保険。チェックしておきたい3プラン
- 住友海上の自転車保険の魅力3つ!ネットde保険さいくる
- 住友生命に自転車保険はあるの?気になる保険料と補償内容
- 【セブンイレブン自転車保険の評判】安いが補償が手厚く申し込みも簡単
- セブンイレブンの自転車保険で家族をどこまで守れるの?
- 自転車保険もセブンイレブンで。更新を忘れさせない仕掛けが良い!
- セコムにもあるの?
- セゾンカードは、オプションで最大1億円まで補償される
- ソニー損保の補償額は1億円から3億円にUP!
- ソフトバンクの保険の強みと弱点
- 保険料の相場は?
- 「そんぽ24」の補償内容とは
- 中学生向けのオススメ保険
- 「ちゃりぽ」の良い評判とイマイチな評判
- 通院補償が手厚い保険
- 通勤におすすめの保険
- 通勤中の自転車事故についての基本的な考え方とオススメ保険
- 東京海上の保険の特徴は?
- 自転車事故に備えられる特約とは?
- 都民共済の掛け金と補償内容
- 日本生命が発売した新商品の特徴は?
- 損保ジャパン日本興亜の保険はファミリー向け
- 自転車の二人乗りで起こした事故に保険は適用されるのか?
- 日新火災の保険は「積立」タイプ
- 日常生活賠償特約の補償内容とメリット&デメリット