損保ジャパン日本興亜の自転車保険を選ぶメリットとは?
日本有数の損保会社、損保ジャパン日本興亜にも、もちろん自転車保険は用意されています。
しかし、損保ジャパン日本興亜の自転車保険ならではの特長は薄いもの。
それだけ見ていると、そんなにメリットを感じるものではないのです。
損保ジャパン日本興亜、合併が進む保険業界、何だか名前がよくわからないことになっています。
安田火災海上保険と日産火災海上保険が合併、それに大成火災海上保険が加わって損保ジャパンが発足。
これに、日本興亜損害保険が合併することで、現在の損保ジャパン日本興亜となりました。
都合4つの損保会社が合併しているだけに、ムダに長い会社名ですが、その分盤石と感じさせる経営基盤。
何といっても資本金は700億円、売上高は1,550億円という超巨大企業。
それだけに、安心感は非常に大きなものがあります。
経営基盤がしっかりしているというのは、自転車保険を選ぶ上で大きな条件の一つ。
ならば、損保ジャパン日本興亜の自転車保険、それだけで検討する価値があるといえるでしょう。
損保ジャパン日本興亜の自転車保険の特長は、うーん、実はこれといってなかったりするもの。
何だか特別な補償を設けたりして特別感をあおる自転車保険が多い中、実にオーソドックス。
これが、損保ジャパン日本興亜の自転車保険の特長です。
保険料の月額は290円から、補償内容に応じて3段階。
ただし290円のコースでは、相手にケガを負わせた場合の個人賠償責任の額が3,000万円となっているのは少々不安。
自身がケガを負った場合、入院保険金の日額は2,000円とこれも少々不安な内容となっています。
ならば、最低でも保険料の月額が500円というBコース程度の補償内容は欲しいもの。
個人賠償責任は5,000万円、入院保険金の日額は5,000円となりますので、ここまで来ると多少は安心となるのです。
しかし、この損保ジャパン日本興亜の自転車保険、他社の自転車保険と比較すると、どうしても弱さが目立ちます。
上で紹介した、月々290円のコース。
これ以上に安い、月額220円というコースは、確かに損保ジャパン日本興亜の自転車保険にもあるのです。
しかし、このコースには肝心の個人賠償責任は付いては来ません。
損保ジャパン日本興亜の自動車保険など他の損害保険の商品と組み合わせて入ることを想定したものです。
ならば、月々290円のコースが最安値なのですが、それにしては補償内容が弱いのです。
例えば他社の自転車保険、月々370円で個人賠償責任は1億円となっています。
まあ、様々な条件を兼ね合わせてみれば、損保ジャパン日本興亜の商品が弱いとは一概には言いづらい。
しかし、自転車保険だけで加入するには今ひとつ弱いのが損保ジャパン日本興亜。
そんな風に言えるかもしれませんね。
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