男女ともにメタボの人がいることは分かっていても、女性よりも男性のほうがメタボな人が多いというイメージが、不思議と強くありませんか。
男性、女性ともに、「太っていることは良くないことだ」と認識していることは共通のものだと思いますが、どうしても女性の方が体型の美に関して世間の目が厳しいのが現状です。
よって、男性よりも女性の方が体型などに気を使うことから、肥満の人の割合が男性より少ないのかなぁと思っていました。
調べたところ、男女比はやはり男性のメタボの方が多いということが分かりました。
実際には女性の体質として、さまざまな病気の原因となる内臓脂肪よりも、お尻や腰回りにつく皮下脂肪の方が付きやすいとのこと。
この皮下脂肪は、女性の子宮を冷やさないようにする役割や、衝撃から守る役割を果たすもので、病気を引き起こすものではないんだそうです。
男性ホルモンは内臓脂肪を付きやすくすると言われているそうで、そのため、男性の方が女性よりもメタボの基準が厳しいようです。
かといって、女性に付きやすい皮下脂肪は、お腹の皮膚の下にあって掴めてしまうので、見栄えもとても悪いですよね。
メタボになりにくいとはいえ、やはり見た目の美のためにも、健康のためにも気をつけることは大事ですね。
女性はホルモンの関係から男性よりもメタボになりにくいとよく聞きます。
女性は、どちらかというと内臓脂肪よりも皮下脂肪の方がつきやすいため、ぽっこりと付き出ていて固いお腹よりは、やわらかくぷにっとした脂肪が腰回りからお腹に付くようです。
確かに、祖父母をみていると、祖父はお腹が前に出ていて固いのですが、祖母は腰回りがぷにょぷにょしていて、浮き輪をつけているような印象です。
それでも、年をとると女性ホルモンの減少により、女性もだんだん内臓脂肪もつきやすくなると言います。
年代別にメタボの割合をみても、女性の場合は年齢が上がるにつれて肥満者の割合が高くなっています。
70歳以上の割合は男女ほとんど変わらなくなるのです。
そうはいっても、女性の天敵は皮下脂肪。
しかも、内臓脂肪に比べて、皮下脂肪は落ちにくいのです。
内臓脂肪は、内臓を保護する役割や非常時の栄養源として蓄えるものなので、「付きやすく落ちやすい」脂肪なのですが、皮下脂肪は、冷えや衝撃などから体を守ってくれる役割をしているもので、「付きにくく落ちにくい」脂肪だと言います。
この落ちにくい皮下脂肪と付き合っていかなくてならない上に、年をとるにつれて付きやすい内臓脂肪の心配もしないといけません。
どのみち、ダイエットとは一生付き合っていかなくてはならいようですね。
男性のメタボの診断基準は、腹囲85センチで、女性よりも5センチも大きいのだそうです。
男性の腹囲の平均は、35~39歳で約83.5センチ、40~44歳で約85.4センチ、というように、40代前半ですでに平均が基準値を超えてしまうのです!
メタボの割合は、男性は50代がもっとも多いそうなので、じわじわと50代に向けて内臓脂肪を蓄えていっているのかもしれませんね。
85センチがどの程度のものなのか、いまいちイメージが湧かないのですが、ベッドのセミシングルの幅くらいだそうです。
よけい分かりづらくなりましたね。
しかし、細身の女性や子供であれば、問題なく眠ることができるくらいの幅はあるということなので、結構な長さです。
男性の、理想の腹囲は75.6センチといわれており、メタボの判断基準よりも10センチも小さいです。
内臓脂肪の付きやすい男性は、30代前半からかなりの意識をしていかないといけないのかもしれませんね。
女性のメタボの診断基準は、腹囲90センチ以上と極めて甘い数字です。
女性の腹囲の平均は、20~34歳で約67.0センチ、40~44歳で約71.1センチと、メタボも診断基準と比べると、だいぶ余裕があるように思いますが、男性よりも5センチも小さいのです。
もともとの基準も低いこともあり、男性よりもメタボが少ないというのもありますね。
年齢別にみた女性のメタボの割合は、70代が一番多く、年齢が上がるにつれて増えていくのだそうです。
女性ホルモンなどの関係もあり、年齢が上がるにつれて内臓脂肪がつきやすくなることもあるようですが、女性の場合、20代後半から30代にかけて家事や育児に追われて運動不足になっていくことが、将来のメタボに繋がっているのかもしれません。
なかなか自分のために時間が取れなくなってしまうこの時期の習慣を、40代、50代で変えるのは難しいことです。
基準が低いから、内臓脂肪が付きにくいからということに甘んじてはいけませんね。
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