自転車保険 埼玉県民共済

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埼玉県民共済は、その名の通り、埼玉県民に特化した保険。

 

関東で初めて自転車保険が義務化されたことで、なにかプランに変更があったりするの？

 

結論から言うと、埼玉県民共済には独立した形での「自転車保険」はありません。

 

ただ、例えば「こども共済」だと「第三者への損害補償」という補償がついています。

 

これは、自分がケガや病気をした時だけではなく、他人にケガをさせてしまった時にも保険が使えるということですね。

 

いわゆる賠償責任補償というオプションで、これがついているか、いないかはけっこう重要！

 

自転車事故で他人にケガを負わせてしまうケース、増えていますからね･･･。

 

埼玉県民共済の場合、1回の事故の支払限度額は、「1,000.円コース」で100万円、「2,000円コース」で200万円となっていて、通算支払限度額はそれぞれ300万円、600万円となっています。

 

ただ、じゃあ「うちの子は県民共済に加入しているから改めて自転車保険に入る必要はないわね」と安心するのはちょっと危険です。

 

さきほどお伝えした通り、埼玉県民共済でカバーできるのはMAX200万円。

 

平成25年に神戸地裁で判決が下った事故のケースだと、自転車で60代の女性にケガをさせた小学生に対して9,521万円の賠償金の支払いが命じられています。

 

最高でも200万円しか補償されないのだとしたら、残りの約9,300万円をどうやって工面するんだい！？って話になるわけですよね。

 

「うちに限って、そんな重大な事故を起こすわけがない」と思っていても、いつどんなことが起こるかわからない世の中です。

 

自分や自分の子供を過信するのは危険！

 

実際に起こり得る万が一を考えれば、埼玉県民共済だけでは安心できないってことですよ。

 

できれば、もっと手厚く補償してくれる自転車保険への加入をプッシュしたいですね。

 

安心をお金で買うとはまさにこのこと！

 

「保険はお金がかかる」ということで加入を躊躇している方も多いかもしれませんが、自転車保険にもいろいろありますし、その多くは月々数百円。

 

例えば、自転車購入時に勧められることの多いTSマークの自転車保険なら購入時に2000円ほど支払えば1億円の個人賠償責任補償がついてきます。

 

1年更新なので、月あたりに換算すると約167円ですよ！

 

他に、自転車専門店のサイクルベースあさひ×au損保の自転車保険も月170円で2億円の個人賠償責任補償が受けられます。

 

月数百円で済むなら、お安いものではないでしょうか！？

 

また、埼玉県民共済以外にも保険に加入しているなら、その保険に個人賠償責任補償がついている可能性もあります。

 

それが自転車保険の代わりになるかもしれませんし、一度、自分や家族が加入している保険をブラッシュアップしてみることをオススメします！

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