自転車保険 携行品

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自転車の事故で、相手の持ち物に損害を与えてしまった。

 

そんな場合には、自転車保険の個人賠償責任補償で対応するのが一般的。

 

例えば高額なカメラを運んでいる最中の自転車と事故を起こしてしまい、相手のカメラが壊れてしまった。

 

こんなケースは自転車保険の個人賠償責任補償を使えば、金額を補償してくれるものなのです。

 

では、自転車事故で自分の持ち物が損害を受けた場合。

 

そんな場合に自転車保険でカバーできるのか？という問題。

 

自転車保険でカバーできるのはもっぱら自分の体だけ。

 

この場合は、自転車保険の傷害補償を使うことになります。

 

では、自分が持ち運んでいた物を補償してもらうにはどうすればいいのか？

 

自転車保険とは別に、携行品の保険に加入する必要があるのです。

 

携行品とは何か？文字通り解釈すれば、一緒に移動しているものということになりますから、持ち物全てのはずなのです。

 

しかし、あらかじめ保険会社によって携行品は定められているもの。

 

一緒に移動しているものの中には、携行品と認めないとされているものがある、それも意外なくらいにたくさんあるのです。

 

損保ジャパンのホームページによると、まず有価証券は携行品に含められません。

 

自転車に乗っていたら、株券が風で飛ばされて紛失したから、携行品補償で対応してくれ。

 

こんなことをいってもムダな話、株券など有価証券は携行品には含まれません。

 

後は、コンタクトレンズやメガネ、義歯、これらも携行品には含まれません。

 

自転車に乗っていて壁に激突して、メガネが割れた。

 

こんなケースも携行品補償の対象外、自分でメガネは直して下さい。

 

じゃあ、携行品補償って使えないじゃないか？そんな風に考えるかもしれません。

 

しかし、この携行品補償、対応しているのは自転車事故の場合のみではないのです。

 

例えば、山登りにいってカメラを落下させて壊してしまったとか。

 

ショッピング中に、ハンドバッグをひったくられたとか。

 

こんなことにも対応してくれる、これはある意味ありがたいもの。

 

他には高価なゴルフクラブ、これをラウンド中に折ってしまった。

 

こんなケースにも携行品補償は対応してくれるのです。

 

これで、月々の保険料は220円から、うーん非常に微妙な価格ではあるのです。

 

そんな立派なカメラなど持っていないし、ゴルフクラブも大したものじゃないし。

 

なんて考えるならば、携行品補償は不要となります。

 

そういえば携帯電話のアクシデント、携行品補償で対応できるのかどうなのか？気になりますね。

 

携帯電話、これは残念ながら大抵の場合、携行品と認められません。

 

キャリアがおこなっている携帯電話の保険に加入するべきなのでしょうね。

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