憧れのロードバイクは数あれど、最初はやはり初心者の私でも乗りやすいものが良いかなとも思いました。
選ぶ基準として、ある程度自分のやりたいことのビジョンを持っていると良いとアドバイスされましたが、入門として乗りやすいのは、やはりオールラウンドタイプのロードバイクということでした。
確かに、乗ってみて初めて自分がどういう乗り方をしたいかがわかってくることもあると思います。
オールラウンドタイプなら間違いないかもと思って私も見ていましたが、元々ロングライドに憧れてもいたので、できるかどうかはともかく結局思いきってエンデュランスにしました。
タイヤを太めにしたのもあるのか、ちょっと心配だった振動はそれほど気にならずに乗ることができました。
あとはこちらの乗るスキルと体力の問題なので、ロングライドの目標を達成するためにコツコツと練習しています。
昔はロードバイクで峠を越えている人を見かけると、どこのプロのレーサーだろうとしげしげと眺めていましたが、自分にも接点のできる日が来るとはとても想像できませんでした。
およそ素人の私が乗ることができそうな気配はありませんでしたが、地道な練習の成果か、最近はなんとか形ばかりですが出かけるようになりました。
ロードバイクに乗ってみて初めてわかる世界がありますが、緊張の中にも感動することがたくさんありました。
いちばん魅力を感じるのは、やはり乗っているときの漕いだ分だけ進んでいくスピード感でしょうか。
普段通る道でさえ印象が違って見えます。
乗っているうちに、もっと遠くへとか、もっと別の場所でも試してみたいといった気持ちが湧いてきます。
ストイックに取り組んでいるわけではありませんが、小さな目標を立ててそれを達成しようと練習するのが密かな楽しみでもあります。
ロングライドをしたいという思いでロードバイクを購入したものの、どのくらい乗ればロングライドと呼べるのかとふわっとしたままだったので疑問でもありました。
まあ100kmくらいからかなと言われたこともあって、そのときはなるほどと思いましたが、いざ自分のこととして考えると途方もないことのように感じます。
走行距離は人によりけりだという慰めももらって、まずは乗ってみないことには始まらないと覚悟を決めました。
いきなり100kmを目指すのは心身ともに無理があるので、20km、50kmと時間をかけて少しずつ距離を伸ばしていきました。
最初はそれでもどれくらいの時間や距離を乗ることができるか未知の世界なので緊張しましたが、楽しく乗っているうちに達成できたという経験を重ねることでプレッシャーも減りました。
ロングライドとしてはまだまだ距離を伸ばす余地があるので練習を続けています。
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