靴選びを失敗例から学ぼう！靴選びを成功させるポイント
アナタの全てを受け入れて支えてくれる、健気な靴。
靴選びを失敗することは、結婚に失敗するのと似ているかも！？
というのはいくらなんでも大げさですが、靴選びで失敗してしまうと、せっかくの外出が台無しになることも少なくありません。
後悔しない正しい靴選びのポイントとは？
人間、失敗から学ぶことは多いものです。
靴選びも然り。
失敗したからこそ、「自分に合う靴」に巡り合うことができるのかもしれません。
靴選びで最もありがちな失敗は、「素材が柔らかかったし、軽くて歩きやすそうだったから」という基準で購入した場合。
確かに、柔らかくて軽い…って一見歩きやすそうに思えますよね。
しかし、実際は、適度に重厚感のある靴のほうが歩きやすいもの。
やわらかくて軽い靴は、言い換えれば足が地面から受ける衝撃を吸収しきれないということなんです。
これ、もろに身体に負担がきますよ…！
少なくとも、靴の底の部分には適度な厚さや強度が必要ですね。
TPOをわきまえない靴選び。
これも、失敗につながりますね。
極端なたとえかもしれませんが、登山に行くための靴としてハイヒールを買う…ってかなりの暴挙ですよね。
同じように、ウォーキングに行くためにドレスシューズを買ったり。
営業で歩きまわるのが仕事のくせに、めちゃくちゃヒールの高いパンプスを買ったり。
これは、足を痛める原因になるだけです。
靴選びの際には、「どういう活動に使う靴なのか」「歩きやすさ視すべきか、それともデザインか」これをよく考えてみることが大事です。
実用性重視か、それともファッション性重視か？これを考えるのが一番わかりやすいかもしれません。
もし靴選びに失敗してしまうと、その影響は足に留まらず全身の不調として表れます。
合わない靴を履いていると、人間は、その不快感をかばおうとして歩き方が不自然になりますよね。
これは、足の一部分、膝、腰などに負担をかけます。
その結果、外反母趾や偏平足、魚の目やタコといった足に関するトラブルだけではなく、骨格の歪みを引き起こすことも…。
身体が歪むと、ダイエットをしてもなかなか効果が出なかったり、血行が悪くなって肩こりや頭痛、生理痛がヒドくなったり。
たかが靴選び、されと靴選び。
「なんか合わないな」と感じたら、すぐに買い換えることが大切だと私は思っています。
いつ、どこに履いていく？靴選びのポイントは「TPO」
靴選びのポイントは、ズバリ「TPO」。
いつ、どんな場面で、どんな目的のためにその靴を履くのか。
これを意識して選ばないと、足にも身体にも余計な負担がかかってしまいます。
靴選びのポイントを見直してみます。
他人を見て、場にそぐわない靴を履いているなあと感じたことはありませんか？
靴選びの際には、その感覚をぜひとも大事にしてくださいね！
実用性重視か？それともファッション性を重視するか？？
まずはこれを意識することが靴選びのポイント。
すなわち、立ち仕事やウォーキングなど、「よく歩く」ことを前提で靴を選ぶのであれば、デザイン性よりも歩きやすい靴を選んだほうが良いですよね。
逆に、パーティーなど華やかな席に、スニーカーで行くのは、ちょっと…ねえ…？
せっかくドレスアップするなら、足元だってオシャレなパンプスやドレスシューズで決めたいですよね。
パーティならさほど歩く必要もないでしょうし、ちょっとくらい足が痛くたって我慢しちゃえ！
一方、ウォーキングなど、明らかに「運動」目的で靴を買うなら、足が痛い靴はNG！
爪先に1㎝～1.5㎝程度の余裕がある靴で、紐やベルトでしっかりと足に固定できるタイプの靴が良いのだそうです。
このちょっとした余裕が設けられていることで、足×靴の摩擦を予防することができるのだとか。
せっかく健康のためにウォーキングしているのに、足を痛めてしまったら本末転倒ですからね…。
靴選びのポイントとしてぜひ覚えておきたいですね。
たかが靴選び、と思われるかもしれませんが、靴は足だけではなく全身の健康に直結しています。
日本ではまだまだその意識が低いのですが、古くから靴を履く文化が定着していたドイツでは、子どもの頃から足の健康診断まで実施されているんだそうですよ。
足の健康ばかりではなく、靴選びのポイントについても指導してもらえたりするそうです。
なんと、「整形外科靴マイスター」という専門資格もあるというから本格的ですね～！
靴や中敷きを変えるだけでも歩き方が変わってきたりするそうですから、靴選びに妥協は禁物ということです。
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