靴選びのプロであるシューフィッターと一緒に運命の靴を探そう!
靴屋さんの店頭に「シューフィッターのいる店」という看板がかかっているのをご覧になったことはありませんか?
靴選びをサポートしてくれる資格ですが、一体、どんなプロセスを経て取得できるものなのでしょうか。
また、シューフィッターに靴選びをお願いすることによって得られるメリットとは。
「靴選びに迷ったらシューフィッターに相談すべし」ってよく聞きます。
でも、そもそもそれってどんな資格なんでしょうか。
どこに行けば会えるの!?
最近気づいたのですが、我が家の近所のイオンの中に入っている靴屋さんの入り口に、「シューフィッターのいる店」という看板が掲げられているんです。
シューフィッター・・・って、聞いたことはあるし、なんとなくどんな仕事をする人なのかはイメージがつくのですが、「都会の高級靴店にしかいない」という勝手な思い込みがあったのでまさかこんな片田舎にもシューフィッターさんがいるとは思いませんでした。
言うまでもなく、「シュー=靴」「フィッター=調整係」ということで、お客様の足に合う靴選びをお手伝いをしてくれる資格。
「足と靴と健康協議会(略称 FHA)」が養成認定している資格で、
- 「プライマリー(初級)」
- 「バチェラー(中級)」
- 「マスター(最上級)」
の3つのクラスに分かれているのだそうです。
シューフィッターには3つのランクがあることがわかりました。
では、それぞれにどれだけのレベルが違うのでしょうか?
まず、最初の「プライマリーシューフィッター」になるために、靴に関する仕事の実務経験が3年以上必要になります。
それだけでも、この資格が生半可なものではなくかなり本格的なものであることがおわかりいただけるはず。
カリキュラム自体は、3日間合計25時間のスクーリングと3ヶ月間の通信講座が用意されており、その後の試験を受けて合格すれば晴れて資格認定を得ることができます!
次のバチェラーコースは、6ヶ月間の通信講座と集中セミナーが用意されています。
ここでは、「靴とはなんぞや?」「どんな思想に基づいて設計されているのか?」といった基礎の基礎を叩きこまれるようです。
最後のマスターコースは2年もかかります!
年に数回のスクーリング&集中セミナーで構成されていて、なんと動物を使った解剖実験などもあるのだとか。
最終的には卒論まで出さなければいけないので、この資格、本当に甘くない・・・。
「靴選びにちょっと専門的なウンチクをまじえてアドバイスする」といった程度にしか考えていませんでしたが、彼らは「どんな設計の靴にしたらお客様が快適に過ごせるのか」というエンジニア的な目線を持った専門職だったんですね。
「なんとなくカッコいいから」という気持ちで取得できるのかと思っていた自分が恥ずかしくなりました。
私自身はシューフィッターに靴選びを手伝ってもらったことはないのですが、叔父はいつもシューフィッターのいつ店で靴を買っています。(要するに、高い靴しか履かないという自慢なのかもしれませんが・・・苦笑)
叔父によれば、シューフィッターというのは非常に夢のある職業なのだとか。
この世にある幾多の靴の中からその人の足のサイズや形に合うたった一つの靴を選び出すという、まるでシンデレラを見つけ出した王子の従者のような仕事!
「こういう目的で、こんなデザインの靴が欲しいんだけど」と相談すると、期待以上のクオリティーの靴を選び出してくれるのだと叔父は絶賛していました。
なんでも、そのお店のシューフィッターさんは、靴の製法や特徴について事細かに説明してくれるのだとか。
サイズの微調整についても、実際にフィッティングしている叔父自身よりも敏感に「合う・合わない」を的確に判断して対応してくれるそうですよ。
無理に靴を売りつけるようなこともないそうなので、私も一度は体験してみたい!
靴選びで腕の良いシュ-フィッタ-に出会いたい
くメディアなどで見かけるシュ-フィッタ-ですが、何となく適切な靴を選んでくれる方っていう漠然としたイメ-ジはありますが、実際にどんな感じなのか関わったことがある方しかわかりません。
コ-ヒ-でいうバリスタなのか?小売業でいう販売士なのか、まあそんな資格をもっている方っていうのは何となくイメ-ジとして私はもっています。
靴選びで失敗しますと、外反母趾という足が歪んでしまう病気にかかるということが、よく雑誌やテレビで見かけますが、実際に立ち仕事などの過酷な条件の元で働かれている方にとって、重い問題なのではないでしょうか。
そこでできるだけ、ファッションだけではなく自分の体に優しい靴を選びたいと切に考えておられる方にとってシュ-フィッタ-と上手に関わって行くことが必須条件となるのではないでしょうか。
シュ-フィッタ-が靴選びをすると一般の方とそんなに大差があるのでしょうか。
いろいろなデザインの靴がお店の店頭に並んでいるものですが、お客様から見られる仕事をしている方にとって、靴はデザインだけではなく履き心地、歩きやすさ、疲れにくささまざまな理想を靴に抱いているものです。
多くの望みがあるからこそ、逆に靴を選ぶことに難航してきます。
多少費用が掛かっても自分が納得できる靴を手にしたいと感じた時、専門の方にお願いする、そこでシュ-フィッタ-の登場になります。
最初は、いろいろと戸惑いがあるでしょうが、もしシュ-フィッタ-と関わっていく場合、自分の感じた事や希望を素直に率直に投げかけていくことが大切です。
あちらは、その理想に対してできるだけ近づけようと努力してくれるはずです。
シュ-フィッタ-とどのように関わればよいのか?
シュ-フィッタ-は、実はそんなに簡単になれる仕事ではありません。
ランクは二段階、プライマリー、バチェラーがあります。
最初はプライマリーからスタ-トです。
集中講義及び費用もかなりかかります。
中途半端にはとれない資格のひとつです。
シュ-フィッタ-のいるお店に行くと、外反母趾の方でも履ける靴を探してくれます。
個人に合った靴を選ぶだけではなく、その場で革を伸ばしてくれたりなどのサ-ビスもおこなってくれる頼もしい味方です。
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