東京海上の学資保険に返戻率を求めるのは間違い!
東京海上日動あんしん生命の学資保険は保障型、その分、返戻率は低くなっています。
だから、東京海上日動あんしん生命はダメというわけではありません。
学資保険に何を求めているのか?
そこが大きなポイント、様々な要因を考慮しなくてはいけないのです。
学資保険は返戻率が命、こんな話をしてきました。
でも、返戻率ばかり考えるのは、学資保険の本質である「保険」ということを忘れてしまうことになります。
保険とは本来、何かが起こった場合の備え、つまり保障がメイン。
何かが起こらない場合の貯蓄がメインではない、そんな考え方があるのです。
東京海上日動あんしん生命の「5年ごと利差配当付こども保険」は、保障をメインとした学資保険。
本来の保険の役割を重視した学資保険ということができるのです。
東京海上日動あんしん生命のこども保険、特長は養育年金がメインとなっている点。
保険契約者が死亡・もしくは高度障害という事態に陥った場合に、子どもが18歳時点での学資金額の50%が毎年支払われる仕組みです。
これは、貯蓄型の学資保険にはないケース、契約者に何かあった場合、養育年金は支払われません。
加えて満期時の学資金も支払われるますし、もちろん、契約者に万が一のことが起こった場合には、保険料の払込は不要。
これは、貯蓄型の学資保険にもある仕組みですね。
加えて、東京海上日動あんしん生命の学資保険には「5年ごと利差配当」が付いてきます。
これは、保険料を運用した結果、利益が出た場合配当金が付くというしくみ。
といっても、運用益がでなければ配当金は付きませんから、過大な期待はしないほうが良さそうです。
東京海上日動あんしん生命の学資保険は保障型ですから、手厚い養育年金がメインです。
その分、払込んだ保険料は元本割れを起こしてしまう、返戻率は100%を割り込むもの。
80%前後となっています。
これをどう考えるかなのです。
まず、返戻率が低い=損をするでは絶対にありません。
そもそも、東京海上日動あんしん生命の学資保険は保障型、貯蓄型の学資保険とは性格が違うのです。
保険契約者に万が一のことがあった場合の保障がメインであることを忘れてはいけません。
例えば生命保険を検討しているとしましょう。
そんな場合に、保障型の学資保険も一緒に検討しているならば、生命保険料を抑えることが可能になる。
結果、保険料が安くなるという使い方もできるのです。
しかし、すでに生命保険で子どもの保障分も手厚く考えてある。
こんなケースならば、東京海上日動あんしん生命の学資保険はおすすめではない。
なぜなら、返戻率が低いからとなってきます。
このように、本来なら学資保険だけで考えるのではなく、保険トータルで考えるべき。
もっというなら、将来の家の購入とか、老後の年金とか、ライフサイクル自体を考えるべき。
保険とはそういうものなのですが、、、。
ひょっとして、もう遅いですか?
なら、東京海上日動あんしん生命の学資保険よりも、もっと返戻率を重視した学資保険を選んだほうが良いかもしれません。
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