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郵便局の学資保険でも解約返戻金は元本割れしますね

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保険を解約すると、解約返戻金が戻ってきますが、払込んだ保険料の額を下回ってしまいます。

 

これは、郵便局の学資保険でも同じ。

 

郵便局の学資保険ならではの保険のメリットを失う上に、解約返戻金も元本割れ。

 

加入時によく検討をおこなうことが大切です。

 

様々な特長を持つ郵便局の学資保険

郵便局の学資保険「はじめてのかんぽ」は、他の学資保険にはない特長を持っています。

 

まず、返戻金を受取るタイミングを3タイプから選べる点。

 

子どもの誕生を機に、人生の設計を改めて考えよう、そんな場合に返戻金の受取のタイミングを選べるのは大きなメリットです。

 

加えて、出生予定日の140日前から学資保険に加入できる点。

 

安定期に入り子どものことを考える時間も余裕もできてくる、重い学費のことが気にかかる。

 

学資保険のことを思い立ったなら加入できるというのは、郵便局の学資保険ならではのもの。

 

早い時期から保険に加入しておくと、月々の保険料負担も軽くなるというメリットもあるのです。

 

そして、医療保険的な特約も付いてくる点。

 

入院した場合に、その程度に応じて保険金が支払われますから、改めて他の医療保険に加入する必要は少なくなるのです。

 

解約返戻金に多くは望めないもの

こんなメリットが多い郵便局の学資保険なのですが、これら全てを享受できるのは、契約をしっかり履行した時のみ。

 

定められた保険料を、定められた期間払込んだ時のみとなるのは、他の学資保険と同じ。

 

保険を途中で解約してしまうと、返戻金を満額受け取れなくなってしまいます。

 

まあ、もちろんその返戻金はゼロではありませんが、満額よりは随分少なくなってしまうのが解約返戻金の常。

 

これは、郵便局の学資保険でも同じです。

 

ちなみに、解約返戻金の額は契約内容によって異なってきますから一概にいくらとは言えません。

 

概算によると払込んだ保険料の9割前後ということになりそう。

 

長い間払込んでいれば、その分解約返戻金も多くなるという計算です。

 

解約するために必要なものとは?

解約返戻金の割合については、他の学資保険もそんなに変わりませんから、郵便局のものが著しく不利ということはありません。

 

ただ、解約返戻金を受け取ることで保険料の1割は捨ててしまうことになりますから、解約はしない方がいいに決まっています。

 

ですから、郵便局の学資保険に限らず加入時に様々な面からの検討が必要となってくるのです。

 

ちなみに解約をするのに必要な書類は、郵便局の学資保険の「保険証書」、「認印」。

 

そして契約者の身分を証明できる書類を2種類とか、代理人の場合ならば委任状や身分証明書。

 

解約返戻金を振り込んでもらう口座がわかる通帳も必要となってきます。

 

手続きには30分程度と結構な時間がかかりますし、解約に必要な書類を揃えるのも面倒です。

 

ですから、やむを得ない場合を覗いて学資保険の解約はできることならば、避けたいものですね。

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