郵便局の学資保険の月々掛金を軽くする方法
郵便局の学資保険、はじめてのかんぽは払込期間によって月々掛金がかなり変わるもの。
月々掛金を軽くするには、払込期間が長くなるのですが、返戻率も低くなる傾向にあります。
郵便局の学資保険、月々掛金か返戻率か、どちらを重視するか悩ましい所です。
郵便局の「はじめてのかんぽ」は日本郵便ならではの安心感と医療保険的性格で人気の学資保険で定番の1つとなっています。
特長は返戻金の受取時期が異なるコースが3つ用意されている点。
大学入学時に一気に、小学校・中学校・高校そして大学の入学時に分割で、そして大学入学時に加えて在学中は毎年。
以上の3つから加入時に自由に選ぶことができるのです。
また、保険料の払込が完了する時期は、大学入学時と12歳時の2種類用意されており、こちらも自由に選ぶことができます。
さて、学資保険を選ぶ時に気になるのが返戻率。
郵便局の学資保険では100%前後、低い場合は元本割れ、高くても104%程度に設定されているのです。
そして、返戻率が低い場合ほど保険料の払込期間が長く、高い場合ほど短い傾向にあるのです。
つまり、月々掛け金が高く負担が重いほど、返戻率が高くなるのです。
一方で、月々掛け金が安く負担が軽いほど、返戻率が低くなります。
月々掛け金は低ければ低いほどいいのが当然ですが、返戻率は高い方がいい、そんな風に考えるのは当然のこと。
それでは郵便局の学資保険で、大学入学時に300万円の返戻金を受け取るケース。
これを、払込期間が長いケースと短いケースで比較してみましょう。
大学の入学年まで払い続ける払込期間が長い場合、月々掛け金は1万3,980円、払込総額は301万9,680円となります。
一方で、12歳までで払込を終える払込期間が短い場合、月々掛け金は2万220円、払込総額は291万1,680円となっているのです。
方や返戻率は元本割れ、方や100.3%、うーん、なかなか難しい選択になりそうです。
さて、先程の例で考えると月々掛け金の差は6,300円程度、個々の家計の事情は異なりますから、これが大きいのかどうなのか?
判断が別れる所です。
しかし、なぜ郵便局の学資保険は12歳までで払込を終える設定を用意しているのか?
これは、中学の入学と同時に部活の費用や、学習塾の月謝など、お金がかかるようになることを考えているからです。
比較的、教育費用が軽くすむ小学生の期間に、学資保険の払込を終わらせるというのは、月々掛け金が高くなる以上のメリットがある。
こんな風に考えることができるのかもしれません。
また、払込時期を12歳までで終わらせる、かつ郵便局の学資保険で月々掛け金を少しでも安くする。
こんな風に考えているならば、出産前から月々掛け金を払込んでいく方法も、郵便局の学資保険では用意されています。
予定日の150日前から払込がスタート、ほんの5カ月ですが、その分月々掛け金は安くなる。
こんな方法もあるのです。
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