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離婚したら学資保険はどっちのものになるのでしょうか?

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離婚をしたら共有財産は財産分与の対象になる、ですから学資保険も離婚時の財産分与の対象になります。

 

ただ面倒なのはその方法、学資保険を途中で解約すると、もちろん返戻金は満額受け取ることは出来ません。

 

ならば離婚時にはどうするのが正解なのでしょうか?

 

学資保険はどちらの財産なのでしょうか?

お気に入りの家具は誰が持っていくのか?離婚の時には、こんなことでも揉めるらしいですね。

 

ですから、結婚は本当に慎重にならなくてはいけないと思うのですが、まあ離婚に至ったらしょうがない。

 

結婚する前から貯めていた財産は個人のもの、結婚してから蓄えた財産は2人もの、この考え方が大前提。

 

個人のものは特有財産、2人のものは共有財産、法律的にはこう呼ぶのです。

 

共有財産は離婚時には2人で分けなくてはいけない、これを財産分与と呼んでいます。

 

ですから、お気に入りの家具の場合は、いつ誰が購入したかがポイント。

 

奥さんが学生の頃からの愛用していた家具ならば、購入した人のものというのが原則です。

 

ですから、財産分与の対象にはなりません。

 

では、2人でかけた保険はどうなるのか?かわいい子どものために積み立ててきた学資保険は誰のものになるのでしょうか?

 

2人でかけた学資保険は、いうまでもなく共有財産ですから、財産分与の対象となるのです。

 

財産分与が難しい、学資保険の分け方とは?

しかし、保険の場合は単純に2分割できるものではありません。

 

それでは、学資保険をかけ続けると考えた場合、その費用はどちらが負担するのかが大きな問題になるでしょう。

 

例えば、子どもを専業主婦の奥さんが引き取る場合、普通に考えれば学資保険をかけ続けることは経済的な理由からできません。

 

ならば、慰謝料や養育費の代わりに、ご主人に学資保険をかけ続けてもらうという選択もあります。

 

それから、奥さんに充分な収入がある場合、、、こんなケースを一つ一つ検討していてはキリがありませんね。

 

原則として、離婚時には学資保険も半分ずつ財産分与されなくてはいけません。

 

その場合、いったん学資保険を解約して、返戻金を分割するのが一般的なのです。

 

身近にあったこんな方法

学資保険をいったん解約したと仮定して、その半分の額をご主人に渡して、奥さんは学資保険を引き継ぐ。

 

これが、私の周りで起こった離婚時の財産分与の例、上手くやったなと思うのです。

 

学資保険のような貯蓄型の保険は満期前に解約すると、返戻金が大きく下がってしまうもの。

 

払込んだ額を返戻金が大きく下回り、元本割れを起こしてしまうものです。

 

そこで、学資保険を途中解約したものとして、返戻金を受け取るであろう額の半額を財産分与で相手に渡すのです。

 

これならば、学資保険のメリットも十分活かせます。

 

その後は場合によって、保険をかけていた契約者の名義を変更したりするなどの手続きがあります。

 

多少面倒ではあるのですが、学資保険の返戻金が大幅に減額することに比べれば、小さなトラブルに過ぎませんね。

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