学資保険の契約者は夫か妻かどちらが有利?
学資保険の契約者は、夫か妻か?
これは、結構重大な問題。
夫か妻かで保険料も変わってきますし、こんな時代ですから離婚した場合も考えておく必要もあるのです。
総合すると学資保険の契約者は妻にした方がいいという結論に至るのですが、、、。
保険の用語は独特で、慣れるのに結構な手間がかかるのです。
例えば「被保険者」これは保険金の給付を受ける人のこと、学資保険の場合だと子どもとなります。
では「保険契約者」これは保険の名義を誰にするのか?ということ。
学資保険の場合は、保険契約者に万が一のことがあり保険料を支払うことが難しくなった場合に、その後の支払いが免除される。
そんな側面があるのです。
ですから、保険契約者は一家の収入を主に支えている方、例えばご主人にするというのが一般的ではあります。
しかし、この契約者を夫か妻か、どちらにするかという問題は、家族形態が変わるにつれて、なかなか難しくなりつつあります。
学資保険の契約者、これは夫か妻か。
これは保険料を払うのが、夫か妻かという問題ではありません。
保険料を払うのは誰でもかまわない。
問題は、夫か妻かどちらに万が一のことが起こった場合に、支払いが免除されるのか?という問題になります。
この時に考えるべきは、どちらに万が一のことが起こるかという可能性ではありません。
万が一のことが起こる可能性は、統計上から非常に低い、それこそ交通事故に巻き込まれる可能性並みに低いのです。
ですから、考えるべきは、もっと現実的な問題です。
現実的な問題、まず検討すべきは保険料はどうなのか?
「保険料」とは月々払込む金額のこと、保険が満期の時に受け取る金額は「保険金」。
これも中々、混同しやすいもの。
夫か妻か、契約者次第で差が出ます。
女性の方が平均寿命が長い、ということで、万が一のことが起こる可能性が低い。
このように保険の世界では考えますから、保険契約者が妻というケースのほうが保険料が安くなる。
まあ、数100円だったりするのですが、、、保険料という点で夫か妻かを考えると、妻の方が有利なのです。
次に、考えるべきは離婚の問題、今や4組に1組は離婚するとされている時代です。
このことが起こるであろうことを踏まえて、保険契約者を夫か妻かどちらにするのかは、全然不自然ではないのです。
離婚をした場合に、被保険者である子どもの親権はどちらにうつるのか?
親権者が妻となった場合に、契約者が夫だと子どもに保険金がいかなくなる、こんなことも考えられます。
だからといって離婚した場合に学資保険を解約するならば、払込んだ保険料が満額帰ってくることはないのです。
以上のことを考えると、保険契約者が夫か妻かという問題は、妻にしておいたほうが何かと良い。
そんな風な結論が出るのです。
夫か妻かの問題は、なかなか重大、ちょっと考えて見る必要性があるでしょう。
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