学資保険はもしもに備える保険ではない!それでも学資保険は必要?
多くの保険と違い、何かへの補償を主としない学資保険は、必要なさそうにも思えます。
しかし利回といいう点に着目すると、学資保険のメリットは際立つもの。
こつこつ貯金する代わりに、学資保険を必要な物と考えるのはいかがでしょうか?
世の中には「もしも」に備えて様々な保険が販売されています。
例えば火災保険、先日1週間近く燃え続けて話題になったアスクルの倉庫の火災。
こちらの被害額は概算で150億円といわれているのです。
アスクルぐらいの企業になったら充分な保険に入っているんだろうと思っていたら、加入していた保険の金額が40億円ほどだとか。
これは、企業として致命的ではないのか?まあ、あのソフトバンクが筆頭株主だといいますから、何とかなるのかもしれませんが、、、。
このように、被害額を賄えるような経済状況にあるならば保険は不必要という考え方に至ります。
例えば、お医者の一人息子をはねてしまったら、賠償請求は3億円だとか。
しかし、こんな賠償請求が来ても余裕で支払えるぐらいの資産があるならば自動車保険も不必要。
「もしも」に備えられるのならば、保険は不必要なのです。
しかし、学資保険は通常の保険と少々勝手が違います。
子どもが進学するのに多額の費用がかかる、それに備えて積立をしようというのが学資保険の主な考え方。
万が一のリスクに備えるという保険の性格と異なるのです。
積立というと銀行などの定期預金が頭に浮かびますが、近年の低金利の世相を反映して定期預金の金利は悲惨なことになっているもの。
ならば、何か上手い運用方法はないのか?そんな風に考えているならば、学資保険は最適ですし必要なもの。
定期預金では望み様もない10%以上の利回りも望めるのが学資保険なのです。
ただし学資保険は積立預金のようなものとは異なり、あくまでも保険ですから利息とか金利という言葉は用いません。
用いるのは返戻金、割のいい利回りの運用方法が必要と思っているならば、学資保険は最適です。
後、学資保険も保険ですから「もしも」に備えるという性格も持っています。
学資保険を支払っている親などに万が一のことが起こり、支払いが不可能になった場合。
そんな時は、月々の支払いをやめても契約通り返戻金は支払われるもの。
もしもに備えるためにも学資保険は必要、そんな風に考えることができるのです。
加えて子どもにもしものことが起こった場合。
例えば長期の入院などなのですが、こんなケースでも対応できる学資保険も存在するもの。
子どもの医療保険に加入することを検討しているならば、そんな学資保険に加入する必要性も出てきます。
しかし、こうなると通常の学資保険よりも返戻金の額は低くなりますから、よく検討する必要があるのです。
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