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医療特約付き!これがかんぽの学資保険のメリットでありデメリット

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かんぽ生命の学資保険「はじめてのかんぽ」には医療特約が付いてきます。

 

ですから学資保険の側面だけを見るならば、メリットは低いもの。

 

医療保険を別に入る検討をしているならば、はじめてのかんぽに加入するメリットはゼロといってもよいものです。

 

かんぽの学資保険、リニューアルのポイントは?

どんな町にも1軒はある郵便局、非常に身近な存在であるだけに郵便局のかんぽ生命が販売する学資保険は高い人気を保ってきました。

 

そのシェアは長い間ダントツだったのですが、後発のソニー生命やアフラックの商品内容に押され気味のかんぽ生命。

 

対策として学資保険「はじめてのかんぽ」もリニューアルをおこなったのです。

 

特長としては、コースが豊富な点。

 

大学入学時に加えて、中学・高校時にも祝い金が受け取れるコース。

 

大学の4年間、毎年返戻金が受け取れるコース。

 

そして、大学入学時に一括して受け取れるコースの3種類。

 

学資保険の目的に合わせて、コースが複数から選択できるのはかんぽ生命の学資保険の大きな特徴です。

 

入院特約付きなのも良し悪し

加えて、学資保険「はじめてのかんぽ」には入院特約「その日から」が付いてきます。

 

子どもが入院した、手術が必要、長期間の入院になった、こんな場合に保険金が支払われます。

 

入院の場合には1日に付き4,500円、手術に至った場合は最高で18万円の一時金。

 

入院日数が120日を上回った時には、一括で9万円が支払われる、そんな特約付きの学資保険なのです。

 

確かに、不慮の事故などで入信したという場合の負担は大きなもの、かんぽ生命の学資保険はその点安心といえるでしょう。

 

しかし、純粋に貯蓄目的で学資保険を検討する、子どもの入院に備えるならば医療保険を別に検討する。

 

そんなふうに考えている人には全く必要がない特約。

 

これがあるせいで、返戻率は100%を切っているのがかんぽ生命の学資保険の弱点。

 

元本割れを起こしてしまうのです。

 

元本割れ、この言葉に必要以上に反応してしまうのはどうかと思うのです。

 

実際、多くの医療保険や生命保険は、元本割れどころか掛け捨て、何もなかった場合に掛金が返ってこないケースも多いもの。

 

医療保険を検討していない場合には、価値がある学資保険がかんぽ生命の商品なのです。

 

医療保険を検討しているならばメリットはゼロ

そして、かんぽ生命の学資保険の特長として、出生前加入制度があります。

 

これは、子どもが生まれる140日前から保険金を支払えるというしくみですから、学資保険「はじめてのかんぽ」の特長が活きる。

 

つまり、医療保険的な特約が有利に働くケースに出生時から対応できるという有利な点があるのです。

 

ただ、学資保険=貯蓄と割りきって考えたほうが、家計の管理がしやすい。

 

そんなふうに考えるならば、かんぽ生命の学資保険はあまりおすすめできるものではありません。

 

子どもの医療保険を検討しているならば、メリットが全くないのがかんぽ生命の学資保険なのです。

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