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怪我での通院・入院に備える保険は子供にも必要?

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大人が将来、重篤な怪我をして入院するようなときの為に、保険に加入するというのはよくあることですが、子供の場合にも大人と同じような補償内容で保険の加入は必要なのでしょうか。

 

その必要性について検証してみましょう。

 

子供にも怪我に備えての保険って必要?

大人と同じような保険に子供も加入させるべきなのか、と悩んでいる方は少なくないでしょう。

 

というのも、子供のほうが怪我をすることが多いですし、ともすれば、入院が必要になるような重篤な場合もないとは言えないからです。

 

しかし、子供の場合は国や自治体の助成制度が大人よりも充実していますから、結論からいうと、子供の場合には保険に入らなくても大丈夫といえます。

 

ただ、医療保険についていえば、保障が手厚いのは入院のときで、一日につき5000~10000円の保険金が支払われます。

 

逆に通院時のほうは、保障内容が弱いとみていいでしょう。

 

「だったらもしもの怪我のときに備えて、通院だけのときも保障の手厚いものを選べばいいのでは?」と思われるかもしれませんね。

 

では、子供の場合には何を基準に保険加入の可否を決定すればよいのか、怪我や病気による通院・入院の頻度の比較で考えてみましょう。

 

万一の事故は予測できない

さて、子供の怪我や病気による通院・入院の頻度をまとめた厚生労働省のデータがありますので、そちらをざっと見てみましょう。

 

年齢は、0歳から24歳まで、患者の人数を比較しているのですが、実は入院の患者数が圧倒的に少なくなっています。

 

年代別でもっとも多いのは、「5~9才」で45倍にもなり、次に「1~4才」で40倍ほど多くなっているのが現状といえます。

 

これはなぜかというと、子供の場合、外来患者が多いのには、好奇心が旺盛な年代であり、すぐに怪我をしてしまうからといえるでしょう。

 

こうなると、外来だけで済めばいいけれど、万が一の子供の将来を考え、保険の加入も考えなくてはならないかも・・・とお考えになるのも無理はありません。

 

というのも、独立行政法人国民生活センターによる情報では、子供が傷害を被った事故は、全体からみてまさに「8割」を占めていたそうです。

 

つまり、怪我のほとんどが子供で占められているといっていいでしょう。

 

前述のように、自治体の助成制度が十分にあるからといっても、症状によっては入院後、後遺症が残る場合も考えられます。

 

子供の将来を考えれば、保険加入を検討してみるというのも一つの安心材料となります。

 

後遺症にも対応できる保険への加入も

もう一つ、子供の怪我でいえることは、外でだけでなく家庭内においても、思いもよらない事故やアクシデントが発生してしまうということです。

 

それは体がまだ小さく、身体能力が完全ではないということもありますし、それに加えて、危険なものや危険個所がまだわからない、という理由もあるでしょう。

 

このため、何度も怪我をしてしまうということもよくあることですので、おのずと通院が多くなるのです。

 

実際には、入院するようなものは頻度は少ないかもしれませんが、万一、ひどい症状や治療、後遺症が残ってしまうような場合には、精神的にも動転してしまいますよね。

 

さて、小さかったお子さんも幼稚園や学校に通うようになれば、園や学校を通じて災害共済給付制度といわれる保険に任意で加入できます。

 

任意ですので、入らなくてもよいかと思ってしまう方も少なくないのですが、補償の範囲が広いのが安心できるのです。

 

どんな場合に保障されるのかというと、授業、課外活動、休憩時間、通学路での登下校、学校の寄宿舎にいる間におきた事故やアクシデントについて、すべて受けられます。

 

これは安心できますよね。

 

団体生活では、たくさんの子供たちとの共同生活になりますので、どんなことが起きるか先生でさえ予測がつきません。

 

万一、入院が必要な重篤な怪我の場合、そのあとの状態についても精神的な支えとなるよう、保険の加入を独自に対策しておくことは将来の安心にもつながります。

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