怪我や病気のときの入院日数は平均でどのくらい?
働けなくなるほどの怪我や病気になってしまった場合、その入院日数というのは平均でどのくらいなのでしょうか。
もちろん、容態の程度にもよりますし、年齢的なものも加味しなければなりませんが、どの程度、仕事ができなくなるのか、また支払いの補償がいつまでなのか、心配ですね。
仕事ができなくなるほどの怪我や病気をした場合、いったいどのくらい病院にカンヅメにならなければならないのか、不安になりますよね。
また、症状の状態や年齢によってもその入院日数というのは、違ってきます。
では、年代別に見た平均的な入院日数を見てみましょう。
保険加入をしている人がほとんどとなる30代から見てみると、「8~14日」がが最も多く25.5%、「5日未満」「5~7日」、ともに24.5%でした。
ついで、「15~30日」が16.3%、「61日以上」が5.1%、「31~60日」が4.1%、でした。
当然、怪我や病気の程度にもよるわけですが、これらを平均してみると、「15.2日」ということで、約半月間の間、病院にいなければならないということになります。
以上の結果は30代でしたが、では、年代があがるにつれてどう変化していくのでしょうか。
先ほどから、30代の平均入院日数をみてきましたが、40代となると、怪我や病気での入院日数にどんな違いが出てくるのでしょうか。
40代では、
- 「8~14日」が29.8%と最も多く、
- ついで「5~7日」が26.2%、
- 「15~30日」が15.5%、
- 「5日未満」が11.9%、
- 「31~60日」が10.7%、
- 「61日以上」が6.0%
でした。
以上のことから、40代の平均入院日数は「25.8日」で、30代よりも10日も長くなることが分かります。
これが50代・60代となると、5日未満・5~7日の割合が少なくなり、8~14日・15~30日の入院日数の方が、5割以上となってきます。
しかしながら、平均日数としては「23日」台と、40代よりも2日少ない計算です。
この理由は、40代という年代が仕事においてもプライベートにおいても、働き盛りであり、リーダー的存在となることも多く、と同時に、体調に変化が生じやすい年代であるのに、自身の体力を過信してしまい、怪我・疾病が発生しがちであるといえます。
逆に、50代・60代ともなりますと、仕事でも余裕が出てくるのと同時に、自分の体の変調にも自覚がでてきて、ムリをあまりしなくなることから、怪我・疾病への対策や予防ができつつあるのではないでしょうか。
とはいえ、年代があがるにつれて、入院日数が次第に長くなる傾向は否めません。
そのため、保険の給付金の限度日数が気になります。
先ほどから年代別に分けてみてきましたが、年代別に見てみても、平均では30日以下となっています。
そのため、支払限度日数を選択する際には、「60日」「90日」「180日」のうち、「60日」を選ぶ人も多くなっています。
ただし、怪我の程度や疾病の種類によっては、入院日数が100日を超える場合も珍しくありません。
では、100日を超える入院日数に備えて、「180日」の保障を受けられるものに変更したい場合、保険料はどの程度アップするのでしょうか。
支払い限度日数が60日の場合には、月々3000円だったとすると、180日に変更後は、月々3700円程度になることが予想されます。
それでも、支払い限度日数が3倍になっているのに対し、料金アップは約20%で済みます。
ということで、長期入院が必要な重篤な怪我・疾病の場合に備え、「ランチ一回分」の料金アップで大きな保障を受けられるのは本当に頼れるものです。
この際、保険の見直しをされてみてはいかがでしょうか。
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