先進医療保険の適用外になるケースも!保険の意外な落とし穴に注意
最近、先進医療と耳にすることが多くなりました。
医療雑誌でも「先進医療!!」などのタイトルが増え、日本の医療制度も変化しつつある。
先進医療と言っても、私のような素人には、よくわからないです。
分からないなりにも将来のことを考えて「先進医療の保険」について調べてみました。
「先進医療」とは、厚生労働大臣が認定した医療技術を指します。
先進医療は、公的な健康保険が適用されないため、全額自腹の医療費となります。
医療費は、100万以上と高額です。
例えば、ガンの治療。
先進医療として、認められている治療があります。
- 重粒子線治療=350万円~
- 陽子線治療=260万円~
医療費が、かかるとされています。
これらを、すべて自分で払うのは、金銭的な負担が大きいですよね。
そこで、最近の医療保険には、「特約」として、「先進医療」を付けることができます。
先進医療にかかる医療費の全額・一部を保障する商品や、通院時の交通費まで支払ってくれる保険商品も販売されています。
医療保険の特約は、だいたい数百円~付けられます
毎月、数百円「特約」としてで払えば、いざ、先進医療を受ける時、実費の医療費を「何百万」払わなくて済むなら、特約付けるべきだ。
ただし・・保険には落とし穴があります。
公的な健康保険が効かない自由診療=「先進医療」?!!ちょっと、待った!!
ここに、大きな落とし穴があります!!
公的な健康保険が効かない自由診療は、「先進医療」だと勘違いしている方も多いです。
自由診療=先進医療では、ありません。
先進医療は、最新の治療や高度な医療技術を指すこともあります。
例えば、大学病院の研究で「先進医療」と名付けて医療技術を提供していることもあります。
これは、厚労省で定められていない医療技術となります。
なので、先進医療保険の「適用外」になります。
保険の給付金対象に該当しないので、全額実費という感じになります。
このように「先進医療」という名がついていても、認可されていない医療技術は、多くあるようです。
先進医療は、高度な医療技術が必要となるため、実施できる病院も限られています。
指定されている病院数も少なく、受けたい患者さんが多く、予約待ちだったりするようです。
先進医療が必要な患者さんで、実際に先進医療を利用している人は0%に等しく、数少ないのが現状のようです。
大学病院などで、研究開発された医療技術も「先進医療」と名乗っている場合もあるので混乱してしまいますよね。
なので、いざ、ご自身の治療で、「先進医療」を勧められたら、厚生労働省が認可している医療技術なのかを確認してみましょう。
また、保険の特約の約款にも細かく指定がある場合があります。
チェックしましょう。
「健康保険が適用外でも、高額療養費制度があるから大丈夫!!」って、安心していませんか?
「高額療養費制度」は、確かに、安心できる制度ですよね。
でも、ここにも落とし穴が・・。
この「高額療養費制度」公的な健康保険が適用される医療が対象となります。
- 先進医療は公的な医療保険対象外。
- 先進医療でかかった医療費は、「高額療養費制度」の対象外
となります。
結果、全額自己負担ということになります。
保険は、安心ですが、落とし穴もあることに注意しましょう。
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