子供の医療保険が簡単にオススメはできない理由
学資保険の特約的な子供の医療保険、子供でも加入できる医療保険。
子供の備えのおすすめについて考えると、この２択を迫られます。
この２つは根本的に違うものです。
各家庭の考え方によって、おすすめは違ってきますから、まずはそこからです。
凋落著しい日本の家電ですが、その理由はよくわかります。
付加価値の名のもとにいろんな機能を付け過ぎていて価格ばかり高い、肝心な家具としてのデザイン性は低い。
そして、いたずらに価格ばかり高く、せっかくの高品質がかすんでしまいます。
インターネットで冷蔵庫の中身がわかるとか、どうでもいいんですよね、、、。
付加価値を勘違いしている上に、シンプルさが足りないから掛金が高い、、、家電と同じような指摘が保険についてもされています。
この様な批判が高まったのは、外資系の保険会社が大挙して日本の市場に参入したころ。
子供医療保険についても、同様の批判・指摘があるのです。
例えば学資保険に子供の医療保険がついた商品があります。
一方で生まれたときから加入できる終身医療保険があります。
子供の医療保険は大きく分けて、この２つになるのですが、おすすめを考える場合にどちらを選ぶかがスタートです。
学資保険は将来の備えのためにおこなうもの、子供の医療保険は子供のもしものためにおこなうもの。
性格が違うものだから分けて考えなくてはいけないのではないか？こんな批判もあり、学資保険不要論があるのです。
親にもしものことがあった場合の学資保険と考えるならば、保護者の生命保険で賄うことは可能。
ならば、シンプルに子供の医療保険一本でいいではないか？
非常に説得力がある意見ですね。
しかし、学資保険を子供の学費の積み立ての代わりと考えた場合どうでしょうか？
学資保険の還付率を見ると、銀行などの定期預・貯金よりはマシな利率のものも多いもの。
もちろん投資信託など、有利な方法で貯蓄をしているならば別ですが、学資保険も捨てたものではないのです。
一方で子供の内から入れる医療保険は、将来的に掛金が変わらないという有利な点があります。
加えて、いったん加入してしまえば持病が発覚したとしても、医療保険に加入し続けることができるのです。
これはこれで大きなメリットがありますが、子供の面倒をみるのは学校を卒業するまでと割り切って考えるのも現代風。
子供が死ぬまでといった先の長い将来まで備えてやるのが親の仕事か？
と考えると、確かに疑問が残ります。
そんな余力があるならば、親世代・自分たちの将来の備えを万全にし、子供に迷惑を掛けない方が重要ではないのか？
、、、うーん、考えどころです。
学資保険＋子供の医療保険、子供でも加入できる終身型の医療保険。
簡単におすすめはできません、なぜなら各家庭の考え方一つだから。
子供の医療保険選び、まずはこの２択からなのです。
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