どこから、どうやって入手すれば良いの？スポーツ保険の申請書
事故の直後は、なかなか冷静になれないもの。
しかし、そこで正しい対処をしなければ、保険金を受け取るチャンスを逃してしまうかもしれません。
冷静に、なすべきことを確認しましょう。
スポーツ保険に加入していれば、ケガをした場合は病院から保険会社に連絡が入って自動的にお金がおりてくる。
な～んって誤解をしていないでしょうか？
他の保険と同じように、スポーツ保険も黙っていても保険金は降りてきません。
所定の申請書を提出し、事故の内容や怪我の程度、治療状況を報告しなければならないのです。
まずは30日以内に、ケガをしたことを保険会社に伝えましょう。
すると、保険金を請求するための書類一式が送付されてくるはずです。
団体のスポーツ保険に入っている方は、自分で手続きをするのではなく、その団体の代表者の方が行うことになっています。
スポーツ保険の保険会社に事故通知をすると、保険金の手続きに必要な申請書一式が送られてきます。
まずは「スポーツ安全協会傷害保険金請求書（兼事故証明書）」を一通り記入しましょう。
ただ、これを提出すればそれでお金がおりるわけではなく、この申請書に添付すべき必要書類があります。
一つ目は加入依頼書の代表者控のコピー。
これは、「振込金受取書」を兼ねています。
掛金を郵便振替で送金した方は、その時の受領書のコピーを添付しましょう。
そして、医師の診断書です。（発行費用は加入者が負担）
ただし、請求金額が10万円以下の場合、診断書を発行してもらう必要はありません。
保険金請求書の「治療状況欄」を自分で記入することで診断書に代えることができるのです。
スポーツ保険は、申請書を提出してからどのくらいで支払われるのでしょうか？
団体で加入するスポーツ保険の場合は、約1ヵ月ほどかかるようですね。
提出された書類を確認して、不備や不審点があれば、もっと時間がかかることも…。
その点、個人で加入する保険は、申請書が保険会社に受領されてから2週間もあれば支払われるそうですよ。
もっとも、不審な点があればこちらも支払はズレ込んでいくようですが。
支払時期を早めるために、加入者として最低限できることといえば、関係書類は紛失しないように整理して保管しておくということでしょうね！
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