オスグッド病と診断！スポーツ保険はおりるのか？
野球やサッカー、バスケットボールなどのスポーツをしている中高生に多く発症する「骨軟骨炎」があります。
膝が痛み、ストレッチや屈伸などができないほど痛むが生じるものです。
「よく成長痛だから我慢しなさい」なんて言われますが、実はオスグッド病である場合が多いです。
膝の脛骨が出っ張って痛むため、勘違いされやすいのですが、オスグッド病であることがあります。
痛みだけでなく、膝下が腫れてきたり痛みが治まらない場合は受診が必要です。
きっかけは些細なことが多いようですが、スポーツをしている時に始まることが多いようです。
例えば、シュートを打ったときなどが当てはまります。
このように練習中や試合の最中にオスグッド病が発症したら、スポーツ保険から通院分を申請しようと考えるでしょう。
しかし、スポーツ保険の補償範囲外のものとなる場合がほとんどです。
保険会社の見解はこうです。
スポーツをしていて、徐々に関節部分を痛めたような場合は、たとえ試合中や練習中であったとしても、保険の対象とはならないということです。
スポーツ保険では、「急激かつ偶然な外来の事故」が対象となるため、じわじわとなったものに関しては対象外の扱いになってしまうのです。
オスグッド病の治療は、健康保険証を使っての治療が可能ですし、医療費も通常です。
決して、成長痛などと言って放置することのないようにしましょう。
医師の診断後、しっかりと休養を取り完治させてから、またスポーツに向かうようにします。
膝が痛いのはオスグッドかも！保険は適用される？
10歳から14歳くらいの成長期のお子さまで、膝の関節痛を発症することがあります。
俗に成長痛ともいわれたりしますが、これはオスグッドといわれる症状である場合があり、男子によく発症するものなのですが、保険は適用されるものなのでしょうか？
小学校の高学年から中学生くらいまでのお子さまで、膝のあたりが痛がりだしたら、それはもしかするとオスグッド病かもしれません。
発症するとお子さまご本人としては、膝の痛みのため、ストレッチ運動や屈伸運動もできないくらいとなってしまうので、そばから見るよりもつらいものであることは確かです。
特に、スポーツをしている男子に多く見られる症状のため、練習のしすぎによるものだと判断され、スポーツ保険に加入していれば、通院費用は補償されると思われている方もいらっしゃることでしょう。
どんなスポーツにオスグッドが発症する確率が高いか、というと、サッカー、バスケットボール、テニス、バレーボールといったような、足を酷使するスポーツを頑張っているお子さまに発症することが多いものです。
さて、スポーツ保険ではこういった症状にも保険金の支払いがなされるのでしょうか。
基本的には、10歳～14歳までのお子さまで、しかも、足を酷使するスポーツを頑張っているというとき、発症しやすいオスグッド病には、スポーツ保険は適用されるのでしょうか。
答えは、「適用されない」です。
なぜ適用されないのかというと、突発的に起きたケガや症状ではないからなのです。
その発症の経緯を見てみましょう。
足を酷使する、というと、たとえばバスケットボールやバレーボールでは、できるだけ高くジャンプすることが多いと思います。
また、テニスやサッカーは、常に走っていなければならず、しかも突如ダッシュしたり、急にストップして猛烈なシュートやサーブを打ったり・・・と動きも足への負荷も激しくなりがちです。
その毎日の厳しい足への負荷により、疲労が蓄積していきます。
この疲労の蓄積が、オスグッド病が発症する原因と見られています。
となりますと、これは突発的なケガではなく、慢性的なものになりますので、スポーツ保険の補償は受けられないのです。
具体的に、オスグッド病発症のメカニズムを見ていくと、成長期の柔らかい骨に激しい運動を毎日のように課することで、膝のまわりの筋肉の付着部分が引っ張られることになります。
その結果、膝下の骨が隆起してきたり、はがれてきてしまったりすることによって炎症を起こします。
この炎症を起こす前に、しっかりと疲労をとってあげればよいのですが、それがきちんとなされていない場合、発症を招いてしまうことが多いのです。
こうなるとお子さまご本人は、ストレッチもできないくらい痛みがあるため、通院を希望されることもあると思いますが、スポーツ保険が適用されないのは少々親御さんとしては大変かもしれません。
ある膝やひじの専門の整体の先生は、練習を始める前後に十分なストレッチ運動をしているお子さんが少ないといっています。
せっかくの成長期に充実感をもってスポーツにいそしめるよう、お子さまの体の状態をよく把握し、オスグッドなどにならないような練習のしかたをさせてあげられるといいですね。
また、通院に際してはスポーツ保険が適用されないわけですが、できるだけ早い回復のため、次のことに気をつけるとよいでしょう。
「改善が見られるまで運動を一切しない」「膝に関係なさそうな筋力トレーニングも避ける」「一日一回は必ず湯船につかり、筋肉の緊張をとる」などに加え、通院していればその先生の指示をよく守って、一日も早い回復をサポートしてあげたいですね。
スポーツ保険の総合情報
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