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ヤバい!スポーツでの物損事故はどうやって解決する?

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物損事故の場合、「賠償責任」という言葉が一つのキーワードになります。

 

この責任があるか・ないかで、保険金がおりるかどうかが決まるのです。

 

賠償責任保険に該当する

スポーツ保険には、自分がケガをした場合に使える「傷害保険」と、物損事故の際に使える「賠償責任保険」としての側面があります。

 

前者は使い方もよく知られていますし、支払までの流れも比較的スムーズ。

 

しかし、後者は、非常にややこしい!…というのも、「本当に賠償すべき責任があるのかどうか?」がポイントになるからです。

 

スポーツ保険の場合、「スポーツをしているんだから、被害者側だって多少のケガや物損は想定していたハズだろう」「スポーツ中の出来事なんだから、不可抗力ということもあり得る」という考え方がベースにありますので、「責任を取る必要ナシ!」と判断されることもあるわけです。

 

保険金はどうやって決まる?

もし、「賠償責任あり」と判断された場合でも、物を壊した側が全額負担するというケースは稀。

 

スポーツ保険の場合、被害者との責任割合を考慮して金額が決定します。

 

…というのも、先ほども説明した通り、「スポーツをしている時の物損事故は、加害者側の一方的な過失とは考えられない」とみなされるからです。

 

そうなると、「示談したほうが穏便に治まるのでは?」と思いませんか?

 

その場合、示談交渉は当人同士で行うことになります。

 

基本的に、保険会社は示談の仲介はしないことになっているそうですので、期待しないように!!

 

例外は?

では、スポーツ保険で「賠償責任はナシ!」と判断される物損事故とはどのようなケースでしょうか。

 

例えば、サッカーをしてる時に、自分が蹴ったボールで他の人のメガネを破損させてしまった。

 

テニスで、自分が打ったボールが相手のラケットを壊してしまった。

 

このような場合は、ルール違反を犯したわけでない限り、法的な賠償責任はありません。

 

ルールを守った上で競技中に起こってしまった物損事故に対しては、避けられなかった事故として処理されます。

 

ただ、これが、ルールを破って相手に体当たりしてメガネを割ったとか、そういうことになれば、当然、賠償の責任が発生しますよ!

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