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先進医療保険で白内障の先進医療の治療ができるのか?

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最近では、先進医療の技術が進歩していると聞きます。

 

先進医療と聞くと、ガンの治療のイメージが強いですよね。

 

しかし、先進医療は、今、様々な医療分野で医療技術として使われています。

 

今回は中でも「白内障」の治療と先進医療との関係性についてみてみましょう。

 

白内障とは

白内障とは、目の水晶体という部分が白く濁ってくる症状を指します。

 

白内障の多くは、高齢者が多く、加齢が原因でもあると言われています。

 

そのため、白内障は「老人性白内障」とも呼ばれています。

 

高齢者が多いイメージですが、白内障には、先天性の症状もあります。

 

他にも、アトピーや糖尿病などが原因で発症になることもあるようです。

 

白内障の症状

白内障の症状として、初期段階では、自覚症状があまりないのが特徴です。

 

なので、自覚するのに時間がかかるようです。

 

白内障が進行すると目がかすんできたり、ものが、ぼやけて見えにくくなったり・・。

 

症状が悪化すると、人や物が二重・三重にだぶって見え、光がまぶしくなり目を開けていられない!なんていう症状が出てきます。

 

このような状態になると、日常生活に支障が出てきますよね。

 

例えば、外出するのも危険です。

 

道路を歩いていても、電信柱にぶつかってしまします。

 

また、車の運転はもっと危険です!対向車が二重、三重に見えてしまっては、運転なんてできません。

 

事故の原因になります。

 

白内障は、簡単に例えると、メガネのレンズが曇っている状態。

 

レンズが曇っていたり、汚れがあると、視界が見えにくくなりますよね?

 

物が、かすんでよく見えません。

 

でも、メガネのレンズの曇りや汚れを拭き取れば、見えやすくなります。

 

これが、白内障の手術です!

 

白内障の症状を放置していると、進行し、瞳を覗くと中心の黒い部分が白っぽく見えてきます。

 

では、目の中の状態について。

 

加齢が原因の老人性白内障では水晶体の外側から中心部に、向かって混濁が進む症状が現れます。

 

先天症やアトピーなどの発症で白内障の場合は、水晶体の中心部から混濁が現れることが多いようです。

 

ここで、違いが見られます。

 

加齢による老人白内障は、初期症状の実感があまり感じられませんが、先天症やアトピーなどの発症での白内障の場合は、初期症状から「視界の違和感」や「見えにくさ」を感じるケースが多いいようです。

 

老人性白内障の特有としては

 

年齢を重ねるごとに、目の中も加齢してきます。

 

特に眼球の水晶体に含まれる「タンパク質」が白く濁り始め、硬くなったりすることが原因で白内障になると言われています。

 

白いのが多いですが、中には、黄色や茶色っぽく濁ったりする場合もあるようです。

 

発症の年齢は、個人差はありますが早い方では、40歳から症状が出始め、年齢を重ねるごとに増え、80歳くらいから「白内障の症状」が現れると聞きます。

 

一方、アトピー性の白内障や糖尿病による白内障は、20代~30代くらいの比較的若い方に多く発症すると言われています。

 

では、いよいよ白内障の手術について。
白内障の手術

「超音波水晶体乳化吸引術」と「眼内レンズ挿入術」と同時に行う手術方法が一般的のようです。

 

手術方法は、局所麻酔を使い、顕微鏡を使用して行われます。

 

水晶体を中心に行う手術です。

 

水晶体は、水晶体嚢という外側の袋の中心にある水晶核と周囲を覆う皮質で構成されています。

 

この水晶体を、「超音波」を使って、白く濁った核や皮質部分を乳化させて吸引します。

 

吸収した組織の代わりに、「眼内レンズ」を水晶体嚢の中へ入れます。

 

これで、手術は終了です。

 

手術にかかる時間は短時間で、手術をする方の負担は軽く、手軽な手術とも言えます。

 

ただ、白内障が進行している場合は、「嚢外摘出術手術法」という手術になります。

 

白内障の先進医療について。

「白内障の治療」が、最近、先進医療の対象になっているのをご存知ですか?

 

先進医療は103種類くらいの医療技術が認定されていますが、何と・・白内障の手術方法でも対象となる技術があるようです。

 

白内障の先進医療とは「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」という手術方式。

 

最近では、白内障の治療で先進医療である「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」を希望する方が多いと聞きます。

 

5・「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」とは

 

2007年に厚生労働省に認定され、2008に先進医療になりました。

 

多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術は、2011年時点で、3000件と、先進医療の中で実施された手術でも多い種類です。

 

この手術は、焦点を遠近どちらにも合わせることができる最新の医療技術です。

 

手術後、「遠くは見えるけども、近くは見えにくい」ということを阻止する手術です。

 

先進医療なので技術料が全額実費、高額です。

 

医療費としては、だいたい50万円~60万円くらい。

 

公的な保険適用治療の費用に比べると、10倍~15倍くらいになってしまいます。

 

日帰りできる手術ですが、先進医療の手術は、平均入院日数が1日。

 

入院費がかかってしまうようです。

 

白内障の手術は、公的な保険適用内でも手術が可能です。

 

公的な保険適用内の手術では、日帰り手術が多い傾向があります。

 

自己負担費用はだいたい3~5万円くらいです。

 

治療費が安いので、比較的治療が受けやすいですよね。

 

白内障の先進医療保険に関しては

 

先進医療保険の手術給付金を受け取れないケースもあります。

 

保険に先進医療特約を付けている方は、先進医療対象の内容をチェックしましょう。

 

種類に「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」が該当していれば、受け取れます。

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